冷凍保存された食品をおいしく早く解凍する“氷水中解凍”って何?

2015.12.23

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冷凍保存された食品をおいしく早く解凍する“氷水中解凍”って何?

冷蔵庫で解かすより、常温で解かすより、早く解凍できる!

“氷水中解凍”という言葉を聞いたことがありますか? 読んで字のごとく、氷水の中で解凍を行うことを、氷水中解凍と呼びます。

特に冷凍の魚介類など半解凍を推奨している食品を解凍するときに、この方法は力を発揮します。ジッパー付き袋に食品を入れ空気を抜いて密閉した状態で、氷を入れた水を張ったボールやバットにドボンと入れて、あとは待つだけ!

なぜ周囲の温度が低いのに解凍が早く進むのかというと、密閉した状態で氷水の中に入れると、食品に空気が触れず、袋一枚をはさんで0℃の氷水に直接触れるから。ドリップもほどんど出ません。そのため、短時間でおいしく解凍することができるのです。

年末年始は冷凍のエビを調理したり、サクで買った冷凍マグロを解凍する機会も多いので、ぜひ試してみてください。

袋の中に水が入りこまないよう密閉できるジッパー付き袋を使う

水の中に入れるので、袋の中に水が入りこまないよう密閉できるジッパー付き袋を使ってください。ストローなどを使ってしっかりと空気を抜くことで、袋越しに氷水に触れる食品の表面積が増え、より早く解凍が可能に。買った状態で密閉されているものは、そのまま解凍してOK。

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