Q&A

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商品の状態について

冷凍室に入れていたら、パッケージがパンパンに膨らんでいます。食べても大丈夫ですか?  

冷凍庫のドアの開け閉めの際、室内温度が変動することによって食品に付着した微細な氷が昇華(氷から水にならずに直接、気体になる現象)し、パッケージ内の空気の体積が増加することで膨らむことがあります。この場合は、品質に問題ありません。

ただし、冷凍食品が解凍され腐敗している場合にも同様にパッケージが膨らむことがありますので、その場合は利用を控えてください。

水産冷凍食品や冷凍野菜に付いている薄い氷の膜は何ですか?  

魚介類や野菜を凍結直後に、氷水中をくぐらせてその表面に薄い氷の膜を付けることがありますが、これを「グレーズ(氷衣)」といいます。グレーズは、貯蔵中の乾燥や酸化などの品質の変化を防ぐ「おいしさを守る氷の膜」です。

その他疑問

停電時の冷凍食品の取扱いはどうすればよいですか?  

  • 冷凍室を開けないこと
    停電が3~4時間程度であれば、冷凍食品の品質をある程度適正に保つことができます。そのため、停電中は冷凍室の扉の開閉を行わず、室内の温度上昇をできるだけ避けてください。事前に分かっていれば「冷凍食品を断熱性のあるシートや紙で包む」、「十分凍結した保冷剤を入れる」ことで、より効果が上がります。
     
  • 食べられるかどうか
    冷凍食品を食べることができるかどうかは、冷凍室の機能・能力、保冷状況等によって異なりますので、製品の臭い、形などを必ず確認してください。また、ご自身で凍結された、いわゆるホームフリージングの食品は特に注意して下さい。
     
  • 再凍結しないこと
    冷凍状態が緩んでいたり、解けている製品は、停電が終わって通電後に再凍結することは避けて下さい。

包装袋で透明なものとそうでないものとありますが、その違いは何ですか?  

透明でない包装素材は光を通さないので、紫外線等による品質劣化を防ぐことができます。また、これらの素材はガス透過性が低いものが多く、食品の酸化を防ぐことができます。ただし、包装コストは透明なものより高くなります。どちらの包材を使うかは、食品の性質や販売方法などを考慮して製造企業が決定しています。

ピラフやチャーハンはどうやって一粒ずつバラバラに凍結するのですか?  

いくつかの凍結方法があります。一例として、メッシュ状のベルトコンベヤーの上にピラフを乗せて下から冷風を吹き上げ、米粒が少し浮いた状態で踊らせながら凍結する方法があります。
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