使用時の確認点
乾燥
包装がやぶれていたり、冷凍室内温度が変化を繰り返すと、食品の一部が白っぽくなって、乾燥してしまうおそれがあります。
色
もともとの食品の色ではない時は、乾燥や油の酸化のおそれがあります。
極端な霜
包装の内側に極端に霜がついて、食品が雪でまぶしたようにまっ白になっているものは、食品の水分が移動し霜ができているため、品質も変化しているおそれがあります。
固まり
一つ一つがくっつき合って固まりになっているものは、解凍・再凍結などの問題が起こった可能性があります。
食品の破損
包装の中の個々の食品の形が崩れていたり、破損している場合は、運んでいる最中に物理的な衝撃があった可能性があります。
品質が損なわれている可能性がある例

冷凍枝豆
野菜の一部が白く変色し、枝豆の外皮にシワがあり、乾燥しています。

冷凍うどん
麺の一部から、水分が失われてしまうと、赤枠内のように白っぽくなったり、黄色くなって変色しています。

冷凍おにぎり
商品の表面に霜や氷が付着しています。

冷凍野菜ミックス
正常品は一つ一つバラバラですが、中身が固まって、表面に霜や氷が付着し、一部が乾燥しています。
保存方法
使用時の確認点であげた状態にならないようにするためには、以下の方法で保存することがポイントです。

保存は-18℃以下の冷凍室に保存。

冷凍室内は、隙間を少なくします。

扉の開閉を少なくして、室内の温度上昇を防ぎましょう。省エネにも効果的。

一度開封したものは、しっかり空気を抜いて口を閉めたら、手早く冷凍室の中へ。

一度解けた冷凍食品は再凍結はしないでください。