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おしえて、冷凍先生!~ 君塚 道史 先生編 ~

おしえて、冷凍先生! 第2回(3/3)

冷凍が暮らしを変える

フリージー
「冷凍技術って本当にすごいんだなぁ。
先生もいろいろな食べ物を遠くに届けられるような技術や、新しい冷凍食品を作るための研究をしているんですか?」
君塚先生
「うん。いろいろな研究をしているけれど、例えば今は、 "生きている冷凍食品" の研究をしています」
フリージー
「凍っているのに生きている? どういうことですか?」
君塚先生
「凍った状態でも生きているということは、鮮度はずっと保たれて新鮮なまま保存できるということになるよね。この技術が進めば、冷凍食品だけではなくて、医療や農業にも活かされていくかもしれない。今、おこなっている冷凍食品の研究は、私たちの暮らしをより豊かで便利にする可能性を秘めているんだよ」
フリージー
「すごい!いろんな冷凍技術がぼくたちの生活を変えるなんて、びっくりです。まさか冷凍というテーマでこんな話が聞けるとは思いませんでした。先生、いろんなお話、聞かせてくれてありがとうございました」
君塚先生とフリージー

あとがき

生産地が遠い国の食べ物を、旬の状態でおいしく食べられたり、加熱調理をせずに置いておくだけで食べられる商品なんて、本当にすごいことだよね。
でもこれらの技術は、急にできるようになったわけではなくて、技術者のみなさんが行っている日々の研究成果と想いが積み重なって、ようやくできあがったものなんだって。今、君塚先生が研究している "生きている冷凍食品" を作ることができる技術も、いつかぼくたちの生活をより豊かで便利にしてくれるのかもしれないね。今度から冷凍食品を食べるときは、作ってくれた人にもっともっと感謝するようにしなきゃ。

第1回を読む

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