おしえて、冷凍先生! 君塚 道史 先生編 第2回 (1/3)

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冷凍についてもっと詳しくなるために、再び君塚先生にお話を聞きにきたよ。

前回は冷凍の仕組みや、おいしく冷凍食品を食べる裏ワザを教えてもらいました。君塚先生に教えてもらった通り作ったら、グラタンもとてもおいしくできたんだ!いろいろなことを教えてもらって、だいぶ冷凍に詳しくなってきた気がするよ。今日はどんな話が聞けるんだろう。

冷凍で、いつでもどこでも旬の味

フリージー  「先生、この間はいろいろなことを教えてくれてありがとうございました。今日も冷凍のお話聞かせて下さい」

君塚先生   「もちろんだよ。今日はどんなお話を聞きたいのかな?」

フリージー  「そういえばこの間、マンゴスチンっていう果物を初めて食べたんですけど、お家に凍ったまま送られてきたんです」

君塚先生   「東南アジアでは “果物の女王” と呼ばれているフルーツだね」

フリージー  「果物の女王!?どうりでおいしいと思った。でも何でマンゴスチンは凍っていたのですか?」

君塚先生   「いい質問だね。フリージー君は多くの食べ物に “旬” という時期があること、知っているかな?」

フリージー  「その食べ物が一番おいしい季節ってことですよね?」

君塚先生   「その通り。ただ、旬の時はおいしいだけじゃなく、栄養価も高いし、たくさん採れる。それを冷凍保存しておけば、いつでもおいしいものが食べられるというわけだね」

フリージー  「なるほど。だからおいしかったんですね!」

君塚先生   「マンゴスチンのような海外が原産の食べ物を僕たちがおいしく食べられるようになったのは、世界中のいろいろな所で、急速に凍結できるようになったことが大きいね。
このように日々進化する技術は、冷凍食品のあり方そのものも変えているよ」

フリージー  「え?どういうことですか?」

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