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Point2:乾燥は大敵

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一度開封したものは、しっかり空気を抜いて口を閉めたら、手早く冷凍室の中へ。

乾燥は、冷凍食品の大敵。乾燥すると、変色など品質劣化の恐れがあるので、一度開封したらしっかり密閉しましょう。

使いかけの冷凍食品を密閉するときにおすすめなのが、ワンタッチからツータッチでスマートに使え、しかもきちんと口が閉じられる専用のクリップです。袋の中の空気をできるだけ抜いて、口をそのまま、またはたたんではさんでパチンとすればOKです。

ワンタッチで使えて便利! こんなに増えた冷凍食品保存用クリップ

輪ゴムよりもピタッと口が閉じられるから、乾燥を防ぐのにもひと役 使いかけの冷凍食品や乾物の袋の口を閉じるとき、あなたは何を使っていますか? きっと輪ゴムでぐるぐるっと巻くだけ!という方がほとんどなのではないでしょうか。輪ゴムを使う場合は、きれいにたたんで、きつく何重にも巻けば密閉性は高まりますが、それでもすき間が少し空いてしまうことがあります。 そこでオススメなのが、ワンタッチからツータッチでスマートに使え、しかもきちんと口が閉じられるクリップ。使い方は簡単、袋の中の空気をできるだけ抜いて、口をそのまま、またはたたんではさんでパチンとすればOK。スライド式のものもありますが、原理はほぼ同じ。ジッパー付き袋と同様に封ができるので安心、しかも閉じたときの見た目も輪ゴムよりすっきり! かわいい色合いのものがたくさん発売されているので、用途によって色分けをしてみるのもよさそう。キッチングッズの豊富な雑貨店などで探してみて。 右はスライドタイプ、左はパチンとワンタッチではさむタイプ。密閉性が気になる場合は、空いている口を中に折りたたんでから留めても。

包装が破れたら、すぐに取り替える。

包装が破れると、そこから食品が乾燥して品質が劣化します。食品の出し入れは丁寧にして、万一包装が破れてしまったらジップ付きの透明袋などに入れ替えて冷凍庫へ。

ジップ付きの透明袋は、一般用と冷凍用の2種類あります。冷凍用は冷凍焼けやニオイ移りなどを起こさないように、一般用のものよりも少し厚い素材になっています。冷凍用のものを選んで使うようにしましょう。

知ってる?冷凍用と一般用のジップ付き保存袋はここが違うんです!

一見同じ、でも触ってみるとその違いが分かるかも!? 使いかけの食材や一度開封した冷凍食品などを保存しておくのに欠かせないジップ付きの透明袋。箱を見ると一般用と冷凍用、二種類あるのをご存知ですか? これは、ずばり袋の厚さの違い。一般用が0.04㎜前後なのに対して、冷凍用は凍ったものが冷凍焼けなどを起こさないよう、また、におい移りなどもしないように、0.06㎜前後と少し厚い素材になっているのです。 凍った液体などが尖って、袋を突き破ってしまうことなどもあるので、冷凍庫の中で使うには、厚みのある丈夫な袋の方が安心です。きちんと使い分けて、食材を正しく保存しましょう。 冷凍用 一般用 上記の通り、二素材の間には0.015㎜の厚みの差が。

乾燥した場合に起こる品質変化

冷凍うどん

麺の一部から、水分が失われてしまうと、赤枠内のように白っぽくなったり、黄色くなって変色してしまいます。