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パパ料理研究家 滝村雅晴さんの使える!おいしいレシピ

ごあいさつ

滝村雅晴

パパ料理研究家

滝村雅晴

こんにちは。パパ料理研究家の滝村雅晴です。パパが家族のために料理をする世の中作りのために活動しています。
僕は今、家族のために日々料理を作っていますが、長女が生まれるまでは料理は作っていませんでした。働いてばかりの毎日が、娘の誕生を機に自分の中で、「仕事」から「家庭」に目を向けるスイッチが入ったのです。そんな時、評判の美味しいレシピ本を知人から紹介され、試しに作ったところ、これが自分でも驚くほど美味しい料理ができました。

 「レシピ通り作れば、誰でも美味しい料理を作ることができる」

この発見は、僕の人生を変えるインパクトがありました。赤ちゃんが生まれると外食にはいけません。けれど、自分で作ればお家がレストランになる。それからです。週末に家庭内レストラン「ビストロパパ」がオープンしたのは。
しかし、このビストロパパは、「値段と在庫(家にある食材)を気にしない買い物」と「全ての道具を使いっぱなしにする調理」と「自分が食べたい脂っこい料理」が大の得意。はじめは喜んでいた妻も、次第に迷惑顔に。

家族の為にと作っていた料理が、実は自分の為だったと気づいたのは、もう娘が3歳になったころ。そしてようやくたどり着いたのが「パパ料理」。
男の料理は、「自分がお腹が空いたときに、自分が食べたいものをつくる男の趣味料理」。パパの料理は、「自分がお腹が空いてなくても、家族のためにつくるパパの家庭料理」。

これからの時代、自分が食べたいから作る料理はもちろん、誰かのために作る料理は、とても必要な力で、結果的にその人の人生を豊かにしてくれます。
特にお父さん。まったく料理をしなくても、食べるのは大好き。だったら、料理は絶対上手に作れます。好きな味がわかっているから。

冷凍食品や冷凍食材を活用した料理は、料理初心者の男性やパパたちに、作るハードルを下げてくれるし、必要な分量だけ使えるし、初めから味がついているものもあるので、とっても便利。それも面倒であれば、普通に解凍して「主食」や「主菜」「副菜」にして食べてしまってもいいのです。

大切なのは、「やってみようかな」と思う気持ち。そして行動です。これから紹介する料理は、どれもとても簡単で、作って食べた本人が美味しくて笑顔になるレシピばかり。その美味しさは、すぐに家族に食べてもらいたい味。「美味しい!」の一言に、さらに笑顔になっている自分に気づくでしょう。  自分が料理を楽しみながら、家族を笑顔にする。家族の笑顔が見たいから、料理をつくる。どちらも大切。結果、料理によって家族の絆が深まります。いいことばかりですね。

それでは、ビストロパパの「パパの幸せ料理術」いよいよはじまります。さて、どの一品から作りますか?

パパ料理研究家
滝村雅晴

プロフィール

滝村雅晴(たきむらまさはる)
パパ料理研究家
株式会社ビストロパパ 代表取締役

「パパが料理をすることで、家族が幸せになる」世の中づくりのために活動する、
日本で唯一の「パパ料理研究家」。
講演、料理教室、NHK 「かんたんごはん」、NHK 教育「まいにちスクスク」の出演ほか、TV・ラジオ出演、各種メディアでの連載、一澤信三郎帆布コラボ得ぴロン・子ども用エプロンの企画販売、
BistroPapa Online Shop運営など、パパ料理の普及・啓蒙活動を行う。
ブログ「ビストロパパ~パパ料理のススメ~」は5年間以上毎日更新中。

主な著書「ママと子どもに作ってあげたい パパごはん」マガジンハウス、
「パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け」赤ちゃんとママ社。
内閣府食育推進会議専門委員、大正大学客員教授、日本パパ料理協会会長飯士。
京都府出身、神奈川県在住。

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