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次々とシューマイが出来上がってゆく
最初に行った場所には、大きな機械があったよ。
- フリージー
- 「おじさん、これはなに?」
- 工場の人
- 「チョッパーだよ。肉をあらびきにする機械だね。こっちはフードスライサー。材料の玉ねぎなどを細かく切り刻んで、ミキサーで混ぜ合わせるんだ」
- フリージー
- 「あれ? 材料を運ぶ人はいないの?」
- 工場の人
- 「フリージーくん、天井を見てこらん。
材料はあのモノレールが自動的に運んでいるんだよ。人の手に触れないから、清潔を保てるんだよ」
- フリージー
- 「あっちの機械は?」
- 工場の人
- 「シューマイの皮を作る機械だよ。この皮と、さっきの具が "シューマイ成型機" という機械でひとつになるんだ。」
この機械にはビックリ!穴の上に置いたシューマイの皮の上に、具が置かれると型に入って、きれいに出来上がったらトレイに入れられてコンベアーで運ばれる。まるで人が作っているみたい。
見ていると、今度は水蒸気がでてくる機械に入っていったよ。
- 工場の人
- 「フリージーくん、シューマイはどう調理する?」
- フリージー
- 「蒸し器で蒸します!」
- 工場の人
- 「そうだね、この機械が蒸し器なんだ。蒸したあと冷やして、そのあと急速凍結する。
これで冷凍シューマイのできあがりだよ。」
コロッケの美味しさのヒミツは「衣の2度付け」
- フリージー
- 「グゥー・・・す、すみません。」
- 工場の人
- 「この匂いは空腹にこたえるね。でも、コロッケも見学しておこう。」
- フリージー
- 「はーい。」
コロッケはさっきのシューマイと別の場所で作られているんだ。こっちにも大きな機械。でもなんか違う。
- 工場の人
- 「ルーを作っているんだ。ルーは牛乳と小麦、バターで作って冷却するんだ。そして、かわいい形のルーがたくさんできあがるんだ。」
- フリージー
- 「大きいですね。」
- 工場の人
- 「このパット(入れ物)ひとつで400キロあるんだよ。1個のコロッケに約14グラムのルーが使われるから、これだけでコロッケが約3万個できる計算になるね。」
- フリージー
- 「3万個! 朝昼晩、ひとつずつ食べても27年かかるよ。大変な量だなあ。」
- 工場の人
- 「フリージーくん。工場内でボーッとしてちゃだめだよ!」
- フリージー
- 「あ、おじさん、ごめんなさい。これはなにをしているの?」
- 工場の人
- 「凍らせたルーに衣をつけているんだよ。」
- フリージー
- 「あれ、最初と2度目では衣の色が違う!」
- 工場の人
- 「これは企業ヒミツさ。美味しくするポイントだね。さて、そろそろコロッケの見学も終わりに近づいたよ」
- フリージー
- 「あ、コロッケを揚げている!」
- 工場の人
- 「こうやって揚げられて、あの香ばしさと食感が生まれるんだ。ここで揚げているから、家ではレンジで温めるだけで美味しく食べられるんだよ」
そうなんだ、美味しさはいろんなところで工夫されてるんだね。
さて、できあがったコロッケは・・・。
あ、人が手で詰めている!
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