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環境と自然と、冷凍食品
試食を終えて、工場にある "ビオトープ" という場所に案内されたよ。
- フリージー
- 「ビオトープってなんですか?」
- 工場の人
- 「自然環境を再現した場所だよ。ここに植えられているのはここ安城でよく見られる植物。池には日本固有のメダカが泳いでいるよ。いまは、外来種のメダカが多いから、これは貴重なんだよ。」
- フリージー
- 「どうしてこういう施設をつくったんですか?」
- 工場の人
- 「工場の環境を知ってもらうためでもあるんだ。ここに流れている水は、工場で使った水を浄水したもの。メダカがすめるほどきれいにして、川に流しているんだ」
- フリージー
- 「他のゴミはどうしているの?」
- 工場の人
- 「検査で製品にならなかったものや生ゴミは、飼料にして家畜の餌にしているよ。それと廃油、これは燃料油に生まれ変わって、工場を動かしているんだよ。」
- フリージー
- 「いろいろ再利用されているんですね。」
- 工場の人
- 「どれだけ環境に気を使っているか、見てもらうためにもビオトープは役立っているんだよ。周辺の小学生と、これからどんな魚を増やすかを相談したりもしているんだ。」
- フリージー
- 「ところで、冷凍食品づくりで大切なことはなんですか?」
- 工場の人
- 「それはね、家庭で食べるのと同じだよ。きちんと火を通す。そしてパッケージの表示通りに作る。家で料理を作るのと、工場で作るのは同じこと。家族が食べて喜んでくれるような冷凍食品をつくることが、僕たちの理想だよ」
分かりやすい説明、そしておいしい冷凍食品をありがとうございました。
見学をおえて。
工場はとにかくキレイでした。
24時間動いているんだけど、毎日夜8時から4時間、機械を分解して清掃しているんだって。ニッスイは水産加工の会社なので、えび、かに、魚のすり身はグループ内で一貫生産しているんだ。天然資源がなくならないよう、きちんと管理してるんだって。これも大切なことだね。
シューマイもコロッケも、お母さんがお弁当によく入れてくれるメニューだね。おかずに冷凍食品を見かけたら、こんな話を思い出してみてね。
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