- HOME >
- コラム >
- 潜入!冷凍食品工場: 中国 >
- 第1回冷凍食品in中国(4/4)
第1回冷凍食品 in 中国 (4/4)
見学を終えて
工場とはいえ、いたるところで人々の手や目によるチェックを経て食品がつくられていました。
だからこそ、工場で働くひとたちのモラルアップが大切。この工場では、従業員たちの教育にもとても力をいれていて、品質管理の研修や、従業員同士のコミュニケーションなどをとても大事に考えているんだ。
たとえば、従業員たちに他の工場を見学させて、その工場の良い点と悪い点をディスカッションさせたりもするそう。ほかにも日本向けの商品をつくっているということから、日本人の文化やモラルを学ぶ機械も設けているんだとか。工場内には「5S管理」という紙がいたるところに張られており、日本国内と同様働く人の意識をたかめる工夫もされていたよ。
5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、習慣の意味だそう。実は、これもともとは日本の工場で始まった運動だそう。それが中国でも徹底されているんだ。
安全はもちろんのこと、ココロの部分である「安心」をどう培っていくかにも力をいれているんだね。
今回の工場見学では、安全への意識と技術の高さに加え、手作りの温かみまで感じることができました。
おまけ
見学のあと、工場でつくられた製品の試食会がありました。
できたて (?) の冷凍食品たちは、日本で食べるのとおんなじ味で、
異国を旅するボクをほっとさせてくれましたとさ。
次回予告
次回は、工場でつくられた製品を検査するための施設「中国品質管理センター」をレポート。
そこで目にした、日本の機械や日本語表記の数々・・・。
そこはまるで日本のために作られた施設だった!?
さあ、次号をおたのしみに!
- この記事をシェアする
- ツイート
- ご利用規約
- │
- プライバシーポリシー
- │
- ソーシャルメディアポリシー
- │
- サイトマップ
Copyright © 冷食Online All Rights Reserved.