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潜入!冷凍食品工場: ギョーザ工場

人の手でキャベツを切っているよ!

最初にギョーザの具を作っているところを見せてくれたよ。

フリージー
「台車でキャベツが運ばれてきた。すごい量だなあ。」
工場の人
「このコンテナでだいたいキャベツ120個。約20分で下ごしらえするんだ。」

説明を聞いていると、向こうで工場のスタッフの方がキャベツを包丁で切り出した!

キャベツを切るところ

半分に切って、それから3つくらいに分けて、水槽に入れる。これがべルトで運ばれてみじん切りのキャベツが出てくる。なんでこんなに機械があるのに、最初に切るのは人なんだろう。

キャベツを切るところ

工場の人
「キャベツには芯があるよね。これが硬いと食感が悪くなるんだ。だから人が切って、硬い芯は取り除く。あの水槽は冷水で、菌の繁殖を防ぐ役割もあるんだよ。」
フリージー
「そうか、きちんと理由があるんだね!」

他の場所ではニラを仕分けしたり、タマネギがカットされているよ。

工場の人
「ニラは傷つきやすいので、やはり人間の目じゃないと仕分けできないんだ。」

ニラの仕分け

フリージー
「お肉は大きな挽肉機でミンチにされていたよ。すごい量だなあ。」
工場の人
「この機械は挽いた肉をX線でチェックしているんだよ。お肉の中に異物が紛れ込んでいたら大変だからね。」

ニラの仕分け

ひき肉にX線!人間の手や目から最新科学まで、安全のためには、いろんな技術をつかっているんだね。

うわぁ! ギョーザの具だ!

ギョーザの具

こうして揃えられた具の材料が並んでいるよ。キャベツ、タマネギ、ネギ、ニラ、ニンニク、調味料!するとひとりの工場スタッフの方が、機械の前にそれらを運び始めたよ。

工場の人
「フリージー君、ここで具ができあがるんだ。」

ギョーザの具

まず、それぞれの材料に記されているバーコードを入力。

フリージー
「これはあとで『どこのなにを混ぜたか?』がわかるようになんだって。」

次にスイッチを入れると、材料が持ち上げられて「バケット(混ぜる桶)」に入れられる。中には大きな羽根があって、具材をかき混ぜるんだ。機械が止まると、あれ、お兄さんがなんか温度計のようなものを差し込んでるよ。

温度チェック

工場の人
「決められた温度かどうか、チェックしているんだよ。風味や食感が変わらないように、そして菌が繁殖しないようにね。」

ハイテクの技術も多いけど、ヒトが手をかけるから、
その技術が生きてくるんだね。

温度チェック

国内の工場についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧下さい。

※日本冷凍食品協会 公式ホームページにリンクします

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