チェック、チェック、チェックで出来上がり!
おいしそうな炒飯(チャーハン)完成!
じゃなかった・・・このまま食べてもおいしそうだけど、これらはすべて冷凍食品になります。
ほかほかの炒飯(チャーハン)を平らにして冷やすよ。
最初に冷風を4分間あてて、粗熱(あらねつ)と湿気を飛ばします。
冷めた炒飯(チャーハン)はもういちど機械でパラパラにして、冷凍室へ。
マイナス35℃の部屋で3分間。
急いで凍らせるのは、もちろん、おいしさを逃さないため!
凍らせた炒飯(チャーハン)は機械で正確に450グラムずつ計って、自動で袋詰めされていきます。
袋詰めされた炒飯(チャーハン)はさらにX線で中身を調べ、合格したものだけが箱詰めされていきます。
箱詰めのときには、掃除機のような機械で商品の袋を吸って持ち上げるよ。
袋が破れたりしないための工夫です。
そして・・・
できたてほかほかの(?)冷凍炒飯(チャーハン)完成!!
商品を箱詰めされたものに、日付とQRコードが印刷されます。
このコードを読んで仕分けロボットが、それぞれ送り先別のべルトコンベアーに載せていたよ。
おもに携帯電話で普及している2次元コードです。読みとるだけで、インターネットのURLなどボタン繰作で入力するには面倒なデータを簡単に入力できる手段として普及しています。
機械ができること。人にしかできないこと。
炒飯(チャーハン)の具になる野菜や肉が運びこまれている場所も見学させてもらったよ。
調理する場所とちがって、ここにはたくさん人がいるなぁ。
あれ?でも誰も包丁を持っていないし、調理もしていないよ。
聞くと、ここでは具材のチェックをしているんだそう。
みんな野菜や肉を選り分けて、混じり物がないか目と手をつかってきちんと検査しています。
この工場では、調理しやすいように切り揃えられている具材を調達しているんだそう。
その具材になにか紛れていては大変!
だから調理される前に、たくさんの人たちで検査をしています。
目で見て、手でさわって、確認する。
機械にできないことは、ちゃんと人の手をつかって行っているんだね。
スペシャリストの検査。
冷凍食品の味をチェックする部屋も見学してきたよ。
これは「官能(かんのう)検査」っていうんだって。
目で出来具合を、鼻で香りを、舌で味を確かめるからこう呼ぶんだそう。
冷凍食品といっても、気温や湿度、食材の状態で微妙に味が変わるんだ。
検査のやり方は、まず袋の裏面にあるレシピ通りに調理します。
それを工場長さんはじめ6人のスタッフが、食べて確認。
毎日冷凍食品にたずさわってるスペシャリストにしかできない大切なお仕事なんだ。
最新の機械をつかうところもあれば、人にしかできない過程もある。
それぞれ得意なところを活かすことが、おいしさの理由だと思ったよ。
いつもおいしい冷凍食品、ごちそうさまです!
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