気付けばパンパン! 冷凍庫の中で冷凍食品の袋はなぜ膨らむ?

2015.10.14

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気付けばパンパン! 冷凍庫の中で冷凍食品の袋はなぜ膨らむ?

入れっぱなしにしていたら、膨らんでいた!なんてことありませんか?

買ったばかりの時はこんなことはなかったのに、しばらく経ってから冷凍食品を冷凍庫から取り出し、袋がふくらんでいることに気づいた経験はありませんか?これは、冷凍庫の開閉により起こる温度変化で食品に付着した微細な氷が水にならずに直接気体になる「昇華現象」によるもので、パッケージ内の空気の体積が増加することで袋が膨らむことがあります。どうしても家庭用の冷凍庫だと開け閉めする度に外気の影響を受けてしまうのです。

こうならないためには、以下の点に気を付けて。まずは買い物して持ち帰る際、きちんと保冷剤や保冷バッグを使用し、解かさないようにすること。第二に、購入した冷凍食品はできるだけ2~3ヶ月以内に食べ切ること。

霜が付いたり袋が膨らんでも、食品の品質には特に影響はありませんが、味が落ちることもあるので、なるべく早く食べたほうがベター。まれに中の食品が腐敗して袋が膨らむこともあるため、開けたときの臭いによく注意して。

昇華現象

食品が霜だらけになっているこの現象も、同様に食品の水分が昇華して表面で凍ることによって起こります。なるべく早く使い切ることを心がけましょう。

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