冷凍食品の始まり「イチゴシャーベー」をつくってみた

2016.05.04

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冷凍食品の始まり「イチゴシャーベー」をつくってみた

牛乳と冷凍イチゴでつくる素朴でやさしい味わい

冷凍食品の始まりは、どんなものだったか知っていますか? 現代では、冷食というとうどんや揚げ物など、調理品を連想しますが、なんと日本で最初の市販冷凍食品は、いちごを凍結した「イチゴシャーベー」なるものだったのです。

今からさかのぼること85年、それは1931年のことでした。当時の戸畑冷蔵(現:日本水産)の開発者が、イチゴをつぶして砂糖と牛乳をかけて食べるイチゴミルクが大好きで、それを旬にかかわらずいつでも食べられるようにしたいとの願いから作ってみたのがきっかけ。その後、時間をかけて徐々にいろいろな食品が冷凍され売り出されるようになったということです。

今回はそのイチゴシャーベーを再現。残念ながら当時の詳細なレシピは今ではどこにもないのですが、「冷食のススメ」編集部が確認したいくつかの資料から得た情報を元に「こんな感じかな?」と現代版イチゴシャーベーを作ってみました!

ムダなものを入れずに作るシンプルさが新鮮!
イチゴシャーベー

材料(2~3人分)

冷凍イチゴ
150g
牛乳
100ml
砂糖
大さじ2
飾り用レモン
あれば少量

作り方

ジューサーミキサーにすべてを入れて撹拌し、タッパーなどに入れて冷凍庫で凍らせる。1時間に一回程度かき混ぜて、好みの硬さになったら出来上がり。

イチゴシャーベーをかき混ぜる様子

1時間ごとに冷凍庫から出して、スプーンなどでかき混ぜる。

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