
冷凍ケースの中はどうなっているの?
スーパーなどにある冷凍食品のショーケースは、横置き型でオープンなものと、ガラス扉が付いた縦型のもの、大きく分けて2タイプあります。
ただ、店内のオープンケースに置かれている冷凍食品は、外気によって解けてしまっていないか、ちょっぴり心配になることも。そんなときは、以下の2点をチェックして!
冷凍食品の品質を保つには、-18℃以下で保存することが義務付けられています。そのため、まずはそのケース内の温度が-18℃以下にキープされているかを、備え付けの温度計で確認を。また、ケースをよく見るとその内側には「ロードライン」と呼ばれる線が引かれています。ロードラインとは、積荷限界線ともいわれ、フタのないオープンなケースでも、その線より下は冷凍機能が効いています。ですので、そのライン以下に商品が収められているかという点も重要なチェックポイントです。
その2点がクリアされていれば、きちんと冷凍状態が保たれているということ。買い物に行った際は、ぜひ注意深く見てみて。
この線がロードライン。「ここから下は-18℃以下に保たれている」という印です。
最近はこのような縦型の開閉式冷凍庫が増えています。
※ なお、縦型のショーケースには、扉が付いていないものもあります。このタイプのショーケースは、冷気を吹き出し、冷たい空気の層(エアカーテン)で外気と仕切り、品温を -18℃以下に保っています。