冷凍野菜の解凍のコツを調理方法、種類別に紹介!

日本冷凍食品協会 編集チーム

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冷凍野菜を解凍すると、水っぽくなったり食感が損なわれたりすることがあります。これは、解凍方法が適切でないことが主な原因です。実は、冷凍野菜には「種類」や「調理法」に合わせた解凍のコツがあり、それを知るだけでおいしさが格段にアップします。

今回は、炒める・ゆでる・電子レンジなどの調理法別、さらに野菜の種類別に、失敗しない冷凍野菜の解凍テクニックを詳しく解説します。

冷凍野菜を解凍するときの基本ポイント

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冷凍野菜は、ブランチングという加熱処理がされているので、通常の調理の70~80%火が通った状態になっています。このため、調理する際に長時間加熱すると、水っぽくなったり、食感が柔らかくなりすぎたりします。

冷凍野菜をおいしく活用するためには、適切な解凍方法を守ることが大切です。ここでは、解凍時に押さえておくべき2つの重要なポイントについて解説します。

パッケージに記載している解凍方法に従う

市販の冷凍野菜を解凍する際は、まずパッケージの裏面に記載されている解凍方法を必ず確認しましょう。冷凍野菜は袋のまま電子レンジ加熱できないものや、自然解凍に適さないものなど、商品によって扱いが異なります。

例えば、裏面が銀色のアルミ蒸着フィルムを使用した袋は、電子レンジで加熱すると火花が散ったり発火したりする危険性があります。また「自然解凍品」という表示がない冷凍野菜は、必ず加熱調理が必要です。

適切でない方法で解凍すると、食感や風味が損なわれるだけでなく、やけどや衛生面のリスクが生じる可能性があります。

冷凍食品の解凍に関するルールやNG行動は、以下の記事で詳しく解説しています。

これはやってはダメ!冷凍食品に関連するNG特集

冷凍食品の取り扱いでよくある間違いや、知らずにしてしまいがちなNG行動を徹底解説! 正しい保存方法から電子レンジでの調理で注意しなければならない点、意外と知らない冷凍食品の調理でやってはダメなポイントをご紹介します。これを読めばあなたも冷凍食品マスターに!知っておきたい冷凍食品に関連するNG集をチェックしましょう。 気をつけて!そのまま電子レンジ加熱してはいけない袋があります 冷凍食品には、袋ごと電子レンジで加熱できるものがありますが、中にはレンジ調理してはいけないものがあるのはご存知でしたか? 冷凍食品の中には袋のまま調理するもの、袋から出して調理するものなど調理方法も様々です。袋ごと電子レンジで加熱できない商品を間違えて袋のまま電子レンジで加熱してしまうと火花が散ったり、発火したりする可能性があります。 冷凍食品の中でも枝豆やブロッコリー、一部のチャーハンなどのパッケージに使用されている、裏が銀色のアルミ素材で、遮光性の高い「アルミ蒸着フィルム」。遮光することによって中の食品を劣化や退色から守る働きをしてくれるのですが、アルミホイルが電子レンジ加熱NGなのと同様に、この「アルミ蒸着フィルム」の袋も電子レンジに入れると、火花が散ったり、発火したりする可能性も! パッケージの裏面には、必ずその商品に適した調理方法が記載されているので、表示内容を守って安全に調理をすることが何よりも大切です。 気をつけて!そのまま電子レンジ加熱してはいけない袋があります 電子レンジで冷凍食品を解凍する時の注意点は? 年々増加する電子レンジ火災に気を付けて! 冷凍食品を電子レンジで加熱調理する時は「自動のあたため機能」はNGです! 冷凍食品を加熱調理する際、電子レンジの自動あたため機能を使っていませんか? オート調理をして加熱が足りなくて凍ったままの部分ができてしまったり、加熱し過ぎて焦げてしまったりということはありませんか?電子レンジの自動あたため機能は便利なのですが、冷凍食品の加熱調理には向いていないのです。 自動あたため機能を使用した時に出力される出力数、加熱時間はそれぞれの電子レンジの機種により異なります。自動あたため機能の加熱の仕組みは、電子レンジ内に置かれた物の温度や質量を計測してあたため、食品から発生する水蒸気の温度を感知してコントロールするものが多いのですが冷凍食品だとうまく計測できないことがあります。 冷凍食品は家庭用電子レンジによくある設定、500wや600wで加熱した際にちょうどよく加熱調理できる様に設計されています。 一番美味しく冷凍食品が食べられる様にパッケージ裏面に加熱調理方法が必ず記載されています! 加熱調理を失敗しないコツはパッケージの指示通りに加熱調理をすること、あたためが足りない場合は、10秒くらいずつ追加加熱をすると上手に加熱調理ができますよ。 使っちゃダメ?冷凍食品に電子レンジの「自動あたため機能」 電子レンジで冷凍食品を解凍する時の注意点は? レンジは自動のあたため機能でしょ? 自然解凍品の表示がない冷凍食品は自然解凍で食べるのはNGです 自然解凍に対応していない冷凍食品を凍ったままお弁当に詰めたり、家庭で使う時に冷凍庫からそのまま出したりして自然解凍をさせて食べるのはNGです! 「自然解凍品」とパッケージに記載されている冷凍食品以外は必ず加熱調理をしてください。最近では自然解凍ができる冷凍野菜も増えていますが、多くの冷凍野菜は自然解凍して使用するのではなく、加熱調理をする必要があります。 自然解凍品と記載のある冷凍食品は加熱しなくても安全に食べられるようにするために、商品の製造過程でとても厳格な取り扱いが定められています。パッケージに自然解凍品と表示するためには「35℃で9時間保存した上で、細菌試験、味・風味・食感の官能試験を行い、それをクリアすること」が必須条件となっていて、この試験をクリアした商品だけが「自然解凍品」となります。 そのため、パッケージに「自然解凍品」や「自然解凍OK」などの記載がない商品は必ず加熱調理をしましょう! 自然解凍で食べられるものは? 自然解凍って、本当に加熱解凍しなくて、衛生面は大丈夫なの?べちゃっとしないの? いくつ知ってる?自然解凍の冷凍食品って、こんなところがスゴイんです! 冷凍食品を保冷剤代わりにするのはNGです 冷凍食品って凍っているから保冷剤の代わりになるんだよね。という声を耳にすることはありませんか? 「冷凍食品は保冷剤代わりにはなりません!」 スーパーなどの買い物でもなるべく解かさない様にすることが重要です。冷凍食品は、解凍してしまえば生の食品と同じで、一度解かしてしまったら再び冷凍庫で凍らすのはNGです!解けてしまったものは再凍結せず、その日のうちに食べなければなりません。 持ち運ぶ時も、解けない様に温度を保つことはもちろん重要ですが、日頃から菌が増えない様に対策することも大切です。繰り返し使用する保冷バッグも除菌するのがおすすめ!水洗いや洗濯機で洗うと傷みやすいのでアルコール除菌をします。また普段、なかなか掃除する機会が少ない冷凍庫。安易に水拭きはせずに乾いたふきんを使ってアルコールスプレーで除菌などをするのがおすすめです。庫内のものが少ないときにお掃除するのはいかがでしょうか? 下の記事を参考にぜひトライしてみてください。 解けた冷凍食品はナマモノと同じ!暑くなる時季は冷凍食品の扱いに特に注意を 対策してる?夏のお弁当を守る3つのポイント 身近なところからウィルス対策。保冷バッグのお手入れを小まめに行おう! 冷蔵庫&冷凍庫のお掃除は水拭き厳禁!菌を増やさないコツ教えます> 冷凍食品は凍っているからずっと保存できる!はNGです 冷凍されているからずっと平気!凍っていれば腐らないから大丈夫!そう思っている方も多いようです。 冷凍食品は-18℃以下の冷凍庫でちゃんとカチンコチンに凍らせてあれば、概ね1年~1年半は品質が保たれます。ですが、家庭の冷凍庫は開閉が頻繁で温度変化が起きやすいので、2~3ヶ月で使い切るようにしてください。 ―18℃以下で冷凍されていると腐ることはないのですが、冷凍庫内はとても乾燥しているため、一度開封した冷凍食品をそのまま入れておくと食品が乾燥し品質が損なわれていきます。 そもそも冷凍食品の賞味期限は製造者が-18℃以下の所定の条件で期限を定めて保存試験を行なって、目標の品質を保持できる期間を確認します。その上で製造者の責任で一定の安全率を見込んだ適正な賞味期限が設定されているのです。 上手に冷凍食品を使い切るコツは冷凍庫の整理がとても役立ちます。見渡しやすい収納をするために便利グッズなどで簡単に整理できます。下の記事でも整理方法をご紹介していますのでぜひご覧ください。 賞味期限、保存方法 冷凍食品の保存性 冷凍食品が腐った?色が変わった、氷がいっぱいついてるは、危険なサイン? 冷凍食品を立ててすっきり!100均の仕切りで「賞味期限切れ」から解放される

そのまま加熱調理する

冷凍野菜は、凍ったまま加熱調理するのが最もおすすめです。この方法なら解凍の手間が省けるだけでなく、加熱によって余分な水分を飛ばせるため、水っぽくならずにおいしく仕上がります。

ただし、調理時には2つのポイントがあります。1つ目は、十分に熱したフライパンや沸騰したお湯に入れるようにしましょう。温度の低い状態で調理すると、野菜の食感が悪くなる原因になります。

2つ目は、加熱しすぎないことです。加熱時間が長すぎると、野菜から水分が出て水っぽくなってしまいます。スープに使う場合は仕上げの段階で加えたり、お浸しにする場合は短時間で火を通したりしましょう。

【調理方法別】冷凍野菜の解凍のコツ

冷凍野菜の画像

冷凍野菜をおいしく仕上げるには、調理方法に応じた適切な解凍の仕方があります。ここでは、炒める・ゆでる・電子レンジの3つの方法別に解凍のコツを解説します。

炒める

フライパンで炒める場合は、十分に熱したフライパンに凍ったままの冷凍野菜を投入すると、炒めながら自然に解凍できます。生鮮野菜と異なり、市販の冷凍野菜は下処理済みなので塩を振る必要はありません。

おいしく仕上げるポイントは、冷凍野菜がしっかり解凍されて熱くなってから調味料を加えることです。冷凍野菜が固まっている場合は、先に電子レンジで軽く解凍してからほぐすと調理しやすくなります。

特にブロッコリーやアスパラガスは、油を使わずに熱したフライパンで乾煎りする方法がおすすめです。水分が飛んでシャキッとした歯ごたえに仕上がります。冷凍野菜の大きさによっては火が通りにくい場合もありますので、野菜が大きい場合は、電子レンジで20~30秒程度、軽く温めてから乾煎りしても良いでしょう。

ゆでる

鍋でゆでる際は、沸騰したお湯に凍ったままの冷凍野菜を入れます。フタをせずに再沸騰したら、すぐにザルにあげて水を切りましょう。前述したように、冷凍野菜はブランチング済みなので、調理するときはあまり長くゆですぎないようにすることがポイントです。

冷凍のままゆでる方法に適しているのは、枝豆などの豆類、オクラ、ブロッコリーといった野菜です。

一方、煮物にする根菜類は、最初から調味料の入った水と一緒に凍ったままの冷凍根菜類を入れて煮込みます。冷凍の根菜類もブランチング済みなので、下茹での必要がありません。最初から調味料と一緒に煮込むことで、火が通りやすくなった根菜に味がしっかりと染み込みます。

電子レンジ

電子レンジでの加熱時間は野菜の分量によって異なり、ラップの有無なども商品ごとに違いがあります。そのため、必ずパッケージに記載されている案内に従って調理しましょう。

表示通りに加熱しても十分に温まらない場合は、10秒程度ずつ様子を見ながら追加で加熱してみてください。

なお、これにはいくつかの原因が考えられ、電子レンジ内での置く場所による加熱ムラ、電子レンジの機種や使用年数、食材に含まれる水分量のばらつきなどが考えられます。

【種類別】冷凍野菜の解凍のコツ

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家庭でよく使う野菜は、それぞれに適した解凍方法があります。ここでは、定番野菜の種類別に解凍のコツと調理例を詳しく解説します。

かぼちゃ

冷凍かぼちゃは、凍った状態で煮物や揚げ物、蒸し物、電子レンジなどで加熱解凍します。

<おすすめの調理例>

▼冷凍かぼちゃのレシピはこちら

かぼちゃのそぼろ煮

材料(2人分) 冷凍かぼちゃ200g 〈A〉 鶏ひき肉100g 酒大さじ1 しょうゆ大さじ1/2 しょうが汁小さじ1/2 サラダ油小さじ1 〈B〉 砂糖大さじ1 酒大さじ1 みりん大さじ1 しょうゆ小さじ1/2 水カップ1 〈水溶き片栗粉〉 片栗粉小さじ1 水小さじ1 作り方 Aの鶏ひき肉に酒、しょうゆ、しょうが汁を混ぜる。 鍋にサラダ油を熱し、1を入れて炒め、肉がポロポロになったらBの残りの調味料と水を加える。 再び沸騰したら、凍ったままのかぼちゃを皮目を下にして入れる。 強火で5分煮る。最後に水溶き片栗粉を加えてとろみがついたら火を止める。

かぼちゃとナッツのサラダ

材料(3~4人分) 約10分 冷凍かぼちゃ250g ヨーグルト(無糖) ※お好みで加糖でもOK大さじ2 マヨネーズ大さじ2 レーズン40g ミックスナッツ30g 作り方 凍ったままのかぼちゃを袋の表示どおりに加熱し、フォークでマッシュする。 1にヨーグルトとマヨネーズを加えよく混ぜる。 2にレーズンとナッツも加えて和える。

ナス

冷凍の揚げナスは、カットして油であげているので、調理の幅が広がり、とても便利です。

<おすすめの調理例>

▼冷凍ナスのレシピ

夏にピッタリ! 冷凍ナスを使ったスピードメニュー

「揚げる」「焼く」の手間が省けるから大幅に時短に! ナスの旬は7月~9月。みずみずしく歯触りもよい夏のナスは、食卓への登場回数もぐんと増えます。ただ、水なす以外はあまり生では食べない素材なので、揚げる、焼くなどの手間もそれなりにかかるのが悩みどころ。 そこでオススメしたいのが、冷凍の焼きナスや揚げナスです。あらかじめ焼いて皮をむいたり、油で揚げてあるため、その後の調理が格段にラクに! 解凍して味付けするだけのスピードメニューは、晩酌にも重宝します。 左が冷凍焼きナス、右が冷凍揚げナス。ここまでの下ごしらえがしてあると、あとは仕上げるだけ! ごま油の香りが食欲をそそる焼きナスの中華風ネギトマトソース 材料(2人分) 冷凍焼きナス2本 トマト1/2個 長ネギ1/4本 おろし生姜適量 〈タレ〉 醤油大さじ1 みりん大さじ1/2 ごま油大さじ1/2 作り方 冷凍焼きナスは袋の表示通りに加熱する。トマトはざく切り、長ネギはみじん切りして、タレと合わせ、600wのレンジで1分加熱する。焼きナスの上にソースをかける。 凍ったままだしに入れるだけ!揚げナスおろし 材料(2人分) 冷凍揚げナス100g 大根おろし輪切り3cm分 めんつゆ50ml 水100ml おろし生姜適量 かつおぶしひとつまみ 作り方 めんつゆと水を合わせただし汁に、冷凍揚げナスを凍ったまま入れ、しばらく置いて味をなじませる。器に盛り、大根おろしを乗せ、おろし生姜を添えてかつおぶしを盛る。

オクラ

冷凍オクラは、凍ったままの状態でも調理可能で、ぬめりを感じにくいため、みじん切りが簡単にできるというメリットもあります。

<おすすめの調理例>

かつおぶしで和えたり、グリーンサラダのトッピングにしたりと、茹でたオクラと同じように活用できます。

スープに加える際は、凍ったまま鍋に入れて火を止め、余熱で解凍する方法が便利です。オクラにめんつゆを加えて冷凍しておけば、流水や常温解凍するだけで味が染み込んだ和え物が作れます。

▼冷凍オクラのレシピ

オクラのおつまみ3種

材料(それぞれ2人分) 約5分 (それぞれ) 冷凍きざみオクラ(それぞれ)各50g 〈オクラキムチ納豆〉 納豆1パック キムチ50g 〈オクラカレーコーン〉 冷凍コーン50g バター15g カレー粉小さじ1 しょうゆ小さじ2 〈オクラとツナのクリームチーズ和え〉 ツナ缶1缶 クリームチーズ30g しょうゆ適量 おかか適量 作り方 オクラキムチ納豆 冷凍きざみオクラは袋の表示通りに解凍する。 キムチは細かく刻む。 全てをボウルに入れ、よく混ぜ合わせて器に盛る。 オクラカレーコーン 冷凍きざみオクラ、冷凍コーンを熱したフライパンに凍ったまま入れる。 オクラとコーンに火が通り、水分が飛んだら、バター、カレー粉、しょうゆを加えてひと混ぜする。 オクラとツナのクリームチーズ和え 冷凍きざみオクラは袋の表示通りに解凍する。 ツナ缶は油を切り、クリームチーズはオクラと同じくらいの角切りにする。 オクラ、ツナ、クリームチーズを容器に入れ、さっと混ぜ、しょうゆを垂らしておかかを振る。

オクラの中華風スープ

材料(2人分) 約10分 冷凍オクラ50g 中華スープの素小さじ2 水カップ2 〈A〉 片栗粉小さじ1 水小さじ2 卵1個 ねぎ(白髪ねぎ)少量 作り方 鍋に水、中華スープの素を入れて、火にかけ、沸騰したら水溶き片栗粉を加える。 1に凍ったままのオクラを入れ、再び沸騰したら溶き卵を加えて箸で大きく混ぜる。 器に盛り、白髪ねぎをのせる。

きゅうり

冷凍きゅうりは、自然解凍でもシャキシャキとした食感が残ります。

<おすすめの調理例>

食感が保たれるため、酢の物やサラダのトッピングなどに使用できます。

ブロッコリー

冷凍ブロッコリーのベストな解凍方法は、フライパンでから煎りにする方法です。

以下のコラムで紹介していますので、参考にしてみてください。

冷凍ブロッコリーは「から炒り」すると、もっとおいしくなるんです!

水分を飛ばすとさらに歯触りよく生の食感に近づきます ビタミンが豊富なブロッコリーは、毎食でも摂りたい野菜。特に外食が多い方は、冷凍ブロッコリーを買い置きしておくと本当に便利!コンビニ弁当に添えて野菜不足を補ったり、深夜に小腹が空いたときの夜食としても活用できます。 電子レンジでチンしたり、お湯でさっと茹でて調理する方法もありますが、今回はフライパンひとつでさらにおいしく調理する方法を特別にご紹介。 それはズバリ「から炒り」です。油を敷かずに熱したフライパンに凍ったままの冷凍ブロッコリーを投入し、あとは水分が飛ぶまでじっくりと炒めるだけ。解凍に失敗するとべチャっとしてしまうこともある冷凍ブロッコリーが、シャキッとした歯ごたえに仕上がり、まるで生から茹でたような食感に!だまされたと思ってぜひお試しを。いつもよりワンランク上のおいしさが味わえますよ。 お酢がきいた中華風おつまみから炒りブロッコリーのナムル 材料(2人分) 冷凍ブロッコリー250g 鶏ガラスープ(顆粒)小さじ2 おろし生姜少々 酢小さじ2 砂糖ふたつまみ ごま油小さじ1 作り方 ブロッコリーは凍ったままフライパンで火にかけ、水分が抜けるまでから炒りする。ブロッコリーを取り出して、ざく切りしてボウルに入れ、調味料を全てボウルに加えて和える。

<おすすめの調理例>

冷凍ブロッコリーは解凍してそのまま和え物にしたり、凍ったまま炒め物や主食に加えたりと、幅広く活用できます。

▼冷凍ブロッコリーのレシピ

ブロッコリーのバターパン粉かけ

材料(2人分) 約10分 冷凍ブロッコリー150g ハム(1枚を8等分に切る)薄切り2枚 塩、こしょう各少量 〈バターパン粉〉 バター大さじ2 パン粉カップ1/3 作り方 フライパンにバターを入れ溶かし、パン粉を加えて中火でゆすりながら黄金色になるまでよく炒める。 器に凍ったままのブロッコリーをおき、軽く塩、こしょうする。 上にハムをのせて電子レンジで加熱する。 皿に2を盛り、上から1のバターパン粉をたっぷりかける。

ブロッコリーとフライドポテトのスープ

材料(2人分) 約25分 冷凍ブロッコリー120g 冷凍フライドポテト(飾りを用含む)30g 玉ねぎ(薄切り)1/4個(50g) バター10g スープ(固形スープの素1/2個)カップ1と1/2 ローリエ小1枚 牛乳カップ1/2 生クリーム大さじ2 塩、こしょう各少量 サラダ油少量 作り方 厚手の鍋にバターを入れ、玉ねぎを炒める。 玉ねぎがしんなりしたら、凍ったままのブロッコリーとフライドポテト(飾り用に少量残す)を加えて炒める。スープとローリエを入れ、野菜がやわらかくなるまで煮る。 ローリエを取りだした2をミキサーにかけ、鍋に戻して火にかけ、牛乳を加えて塩、こしょうで調味し、最後に生クリームを入れる。 冷凍フライドポテトを角切りにして、サラダ油でカリカリに焼き、クルトンとしてスープの浮き実にする。

野菜不足解消!冷凍ブロッコリーとはんぺんで作るひと口ボールコロッケ

はんぺんを入れることで、中はふんわり食感に 冷凍食品の中でも、お弁当に、日々の食卓にと、特に人気の高いブロッコリー。ただ、食べ方がいつも同じになってしまうという声も。サラダや炒めもの以外の方法でブロッコリーを楽しみたい方のために、今回はコロッケの中に入れるアレンジをご紹介します。 食感や味わいに特徴を出すために、ブロッコリーとともに入れるのが、なんとはんぺん。これを繋ぎに使うことで、ふんわりとした歯ざわりと、奥行きのある味に仕上がります。パクパク食べられる小さなサイズ感で、お弁当にもおすすめです。 コロンとした小さめサイズで食べやすいブロッコリーのボールコロッケ 材料(8~10個) 冷凍ブロッコリー100g はんぺん1枚 ジャガイモ2個 鶏がらスープ顆粒小さじ1 マヨネーズ大さじ1 片栗粉大さじ2 揚げ油適量 片栗粉(まぶす用)適量 作り方 冷凍ブロッコリーは袋の表示通りに加熱して、水気を切り、粗みじん切りする。ジャガイモは皮をむき、一口大にカットして、耐熱ボウルに入れてラップをかけ、3分加熱したら、熱いうちにフォークの背などでつぶす。はんぺんは袋の上から手でつぶし、ブロッコリー、ジャガイモ、鶏がらスープ顆粒、マヨネーズ、片栗粉大さじ2を混ぜる。ひと口大に丸め、片栗粉をまぶして、きつね色になるまで揚げる。 POINT ゆでてつぶしたじゃがいも、刻んだブロッコリー、はんぺん、調味料を入れて、さっくり混ぜ合わせ、タネを作る。 https://www.youtube.com/watch?v=irz9Mkd28Zc

冷凍野菜の解凍でよくある失敗と対処法

冷凍野菜の解凍で水っぽくなったり食感が悪くなったりする失敗は珍しくありません。その原因は「ドリップ」と呼ばれる食品から水分が出てきてしまう現象です。

この現象により食感が損なわれやすく、風味が抜けてしまう場合もあります。

ドリップの対処法

基本的にはパッケージの表記通りに調理することがおいしく食べていただける方法ですが、加熱調理する場合、前述の通り凍ったままの状態で高温調理するのが最適です。特にブロッコリーやアスパラは乾煎りすると水っぽくならずに調理できます。

解凍前に霜が付いている場合は、キッチンペーパーで水分を除いてから調理することをおすすめします。

まとめ

冷凍野菜を上手に解凍するには、野菜の種類に応じた適切な方法を選ぶことが大切です。凍ったまま調理する、半解凍で加熱するなど、少しの工夫で食感や風味を保つことができます。正しい解凍のコツを身に付けて、冷凍野菜をもっと手軽でおいしく活用しましょう。

この記事を書いた人

日本冷凍食品協会 編集チーム

冷凍食品の魅力を伝える普及活動をしています。

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