冷凍庫を開けっ放しにした!電気代・食材はどうなる?対処と予防の方法を解説

日本冷凍食品協会 編集チーム

Facebook
X
LINE
冷凍庫の画像

うっかり冷凍庫を開けっ放しにしてしまった経験はありませんか?実は、短時間でも庫内温度は急上昇し、食材の品質低下や故障につながることがあります。電気代への影響は意外と小さい一方で、食材の安全性や冷却効率へのダメージは見逃せません。

今回は、冷凍庫を開けっ放しにしたときの影響と正しい対処法、そして再発防止のコツについて解説します。

冷凍庫を開けっ放しにする影響

冷凍庫内の温度変化は想像以上に急激で、たった1分間の開けっ放しでも約-22℃(冷凍庫の適正な温度)から-5℃まで庫内温度が20度近く上昇してしまいます。さらに、一度上がった温度は扉を閉めても、もとに戻るまでに時間がかかります。

そのため、冷凍庫を開けっ放しにしてしまうと、思わぬトラブルが発生することがあります。ここでは、冷凍庫を開けっ放しにしたときの影響について解説します。

寒~い冬でも気をつけて!冷凍庫&冷蔵庫のドアの開閉は“素早く”が基本です

ドアを開ける度に庫内の温度は上昇!冷凍庫は-18℃以下キープを 気温が下がる冬は、冷蔵庫や冷凍庫のドアの開閉時間に、無頓着になりがち。少々開けたままにしておいても、あまり影響はないと思っていませんか? でも、それは大間違い! 通常、冷蔵室は1~5℃、冷凍室は-22~18℃が適正と設定されていますが、下のグラフの通り、2月であっても暖房中の室内は20℃近くあるため、買い物してきたものを冷凍庫や冷蔵庫の庫内にしまっている間に、庫内の温度はみるみるうちに上昇。例えば、1分間開け放したままだと、約-22℃から約-5℃まで庫内温度が上がり、そのあとドアを閉めても、なかなか元の温度までは戻らなくなってしまうのです。 ただし、開けている時間を15秒まで短縮すれば、温度上昇は+10℃程度に抑えられ、開ける前の温度に戻るまで5分程度に。中の食品を安全に守るためには、まずは庫内を定期的に整理するなどして、中の食品を見つけやすく、またしまいやすくしておくことが重要です。庫内の温度を上げないことは、電気代の節約にも繋がります。日常でできるひと工夫で、冷蔵庫や冷凍庫の低温キープを! 出典: エフコープ 機関誌『ふれあい』2010年4月号

食材

冷凍庫を開けっ放しにした場合、最も深刻な問題は食材への影響です。冷凍庫内の温度上昇により、冷凍食品は半解凍状態になってしまいます。一度解凍された冷凍食品は品質が低下するだけでなく、腐敗するリスクも高まります。冷凍食品には基本的に保存料が使われていないため、解凍されてしまったら要注意です。

特に肉や魚などの生鮮食品は安全面から廃棄を検討すべきでしょう。また、アイスクリームなどは再冷凍によって風味が大きく損なわれるため、状態をよく確認してから判断する必要があります。食材の廃棄による損失は電気代よりもはるかに大きくなります。

故障

冷凍庫を開けっ放しにすると、庫内に水滴や霜がつく場合があります。この水滴を放置するとカビの原因になったり、さらに霜が増えたりするおそれがあります。

特にコンプレッサーなどの冷却装置に霜がついたままだと、冷凍庫の冷却効率が著しく低下します。これにより通常より多くの電力を消費し続けることになり、長期的に電気代が上昇する原因になります。

また、冷却装置への負担が増え、冷凍庫の故障につながる可能性もあるため、開けっ放しに気づいたら速やかに水滴や霜を拭き取るなどの対応が必要です。冷却効率の低下は修理や買い替えなどの大きな出費につながることもあります。

電気代

電気代については、冷凍庫を開けっ放しにしても思ったほど上がらないとされています。

これは、多くの冷蔵庫では、扉が開いているとコンプレッサーが自動的に停止するからです。

冷凍庫を開けっ放しにしたときの適切な対処法

冷凍庫内の画像

ここでは、開けっ放しに気づいたときの食材の扱い方と、霜取りの具体的な手順について解説します。

食材は状態を見て対応する

冷凍庫を開けっ放しにした後の食材の扱いは、凍結状態によって異なります。

食材が完全に凍っている状態なら

食材がしっかりと凍っていれば、基本的にそのまま冷凍保存を続けても問題ありません。庫内温度が十分に下がっていることを確認してから使用してください。

食材の表面が柔らかい場合

半解凍の状態で食材の表面が柔らかい場合、注意が必要です。肉、魚、惣菜などは再冷凍せず、冷蔵庫に移して保存しましょう。早めに加熱調理し、1~2日以内に使い切ることをおすすめします。

なお、一度解凍された食品を再凍結すると、品質が著しく低下します。このメカニズムについての詳細は、以下の記事をご覧ください。

Point3:再凍結厳禁

一度溶けた冷凍食品は再凍結はしない。 冷凍食品が解凍されたということは、凍らせる前の状態に戻ったことになります。凍らせる前の食品は傷んだり腐ったりするので、解凍された食品もその危険性があります。また、解凍された際には多少の水分が溶け出すので、再凍結するとその水分が固まって食品が変質したり、霜がついて固まりになってしまったりします。 再凍結した場合に起こる品質変化 冷凍野菜ミックス 正常品は一つ一つパラパラですが、中身が固まって、表面に霜や氷が付着し、一部が乾燥しています。 冷凍炒飯 中身が固まって、表面に霜や氷が付着しています。 Point2:乾燥は大敵

食材が明らかに解凍されている場合

完全に解凍されている場合には、安全面を考慮して廃棄しましょう。特に肉や魚などの生鮮食品は、変色やにおい、粘り気がある場合は迷わず処分しましょう。

霜を拭き取る

冷凍庫に霜が付着している場合は、以下の手順で適切に処理しましょう。

  1. 冷凍庫の中身をクーラーボックスに一時的に移動させます。特に夏場は食材が解けないよう保冷材も使用し速やかに作業を進めてください。
  2. 冷凍庫本体に付着した霜を取り除きます。40度程度に温めたタオルで霜を拭き取ると効果的です。熱湯やドライヤーは使わないでください。急激な温度変化で冷凍庫が変形するおそれがあります。
  3. 庫内や引き出しの水滴を拭き取り、完全に乾かします。水滴が残っていると、再び霜が付く原因になるため、注意しましょう。
  4. 冷凍庫の温度が十分に下がったことを確認してから、クーラーボックスに移していた食材をもとに戻します。

適切に霜取りを行うことで、冷凍庫の冷却効率が回復し、電気代の節約にもつながります。なお、冷凍庫の霜取りの方法について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

冷凍庫の霜

冷凍庫の霜取り方法を解説!霜がつく原因や予防法も紹介

冷凍庫に分厚い霜がつくと、庫内が狭くなって使いづらくなります。霜は冷却能力が低下したり、電気代がかさんだりする原因になるため、早めに対処したいところです。 今回は、冷凍庫に霜がつく理由や霜取りの方法、霜がつくのを予防する方法などについて解説します。 冷凍庫に霜がついてしまう原因は? いつの間にかついている冷凍庫の霜ですが、そもそもなぜ霜がついてしまうのでしょうか。まずは、冷凍庫に霜がつく主な原因を解説します。 結露の発生 冷凍庫に霜がつく最大の原因とされるのが、冷凍庫内で発生した結露です。冷凍室のドアを開けると、冷凍室と室内の空気の温度差によって結露が生じます。そしてドアを閉めると発生した結露が冷やされて凍結し、霜になるのです。 冷凍庫のドアを開閉する度に結露の発生と凍結が繰り返されるため、ただ冷凍庫を使用するだけでも、少しずつ霜が蓄積してしまいます。 冷気の吹き出し口の詰まり 冷凍庫が冷えるのは、奥のほうにある吹き出し口から冷気が出ているからです。吹き出し口が食品やホコリなどで塞がると、冷気がうまく循環しなくなって庫内の温度が上がるので、結露が発生して霜がつく場合があります。 吹き出し口に霜がついて、さらに冷気が循環しにくくなり、霜が蓄積しやすくなることもあります。 経年劣化や故障 冷凍庫が壊れていたり、経年劣化によって冷却能力が落ちていたりしていることが、霜の発生につながっている場合もあります。冷凍庫内がしっかりと冷えなくなって温度が上昇し、結露が発生しやすくなるためです。 また、冷凍庫本体に問題がなくても、ドアパッキンが劣化して隙間ができていると、そこから外部の温かい空気が庫内に侵入して結露が生じ、霜がつくことがあります。 【補足】冷凍庫の種類によっても霜のつきやすさが変わる 実は冷凍庫の種類によって、霜のつきやすさが変わることはご存知でしょうか。冷凍庫には、冷却器で冷やした空気が自然に広がる「直冷式」と、ファンで冷気を庫内に送る「ファン式(間冷式)」があります。 このうち直冷式は、冷凍庫内が直接冷やされるので水分が凍りやすく、霜がつきやすいのが特徴です。 一方、ファン式はファンによって冷気を循環させて冷やすため霜がつきにくく、自動霜取り機能搭載モデルが多いというメリットもあります。 1人暮らし向けの冷蔵庫や小型の冷蔵庫は直冷式であることが多く、ファミリー向け冷蔵庫はファン式が多い傾向にあります。購入前に種類を確認しておくと良いでしょう。 冷凍焼けとは?霜との違い 食品を冷凍庫に入れていると、「冷凍焼け」を起こすことがあります。冷凍焼けとは、食品が乾燥したり酸化したりして、品質が落ちてしまった状態のことです。 冷凍庫内は湿度が低いので、長く冷凍庫内の空気に触れた食品は水分が蒸発し、乾燥してパサパサになっていきます。さらに空気に触れることで酸化も進み、食品からイヤなニオイがしたり変色したりすることもあります。これが「冷凍焼け」です。 冷凍焼けを起こした食品の表面には霜のようなものがついていることがあるので、「霜=冷凍焼け」と思っている方もいるかもしれません。しかし、冷凍焼けと霜は別物です。具体的には何が違うのか、詳しく解説します。 「霜=冷凍焼け」は間違い? 冷凍庫内の食品に霜がついていると、冷凍焼けを起こしていると思うかもしれませんが、「霜=冷凍焼け」は間違いです。 先述の通り、冷凍焼けは冷凍庫内の空気が原因で、食品の水分が蒸発して乾燥したり、酸化が進んだりした状態を指します。一方、霜は冷凍庫の壁面や食材の表面についた水分が凍ったものであり、水分が蒸発したわけではないので、冷凍焼けとは異なります。 冷凍焼けした食材は食べていい? 冷凍焼けを起こした食品は、風味や食感が悪くなっています。さらに、酸化が進んでおり、安心して食べられるとは言い切れないため、冷凍焼けを起こした食品を食べるのはおすすめできません。一度冷凍焼けを起こした食品をもとに戻す方法はないので、あきらめて廃棄しましょう。 冷凍庫の霜取り方法 冷凍庫の霜取り方法は、霜がどれくらいの厚さになっているかで変わります。ここでは、霜の厚さ別の霜取り方法を紹介しますので、今の状態に適した方法を試してみましょう。 霜が薄い場合 冷凍庫内に薄く霜がついている程度なら、簡単に霜取りができます。タオルやふきんをぬるま湯に浸けてしっかりと絞り、霜がついているところをふき取るだけでOKです。 これだけでも面倒に感じる方もいるかもしれませんが、霜が厚くなるほど霜取りが大変になるので、できるだけこまめにふき取っておきましょう。 霜が厚い場合 霜が厚くなってしまい、タオルなどでふいても取れないときは、冷凍庫(冷蔵庫)本体の電源を落とさなくてはなりません。 冷凍庫や冷蔵庫に保管している食品をクーラーボックスなどに移動し、冷凍庫の電源を落としましょう。そして冷凍庫のドアを開けて、霜が自然に解けるのを待ちます。 解けた霜が水になって流れてくることがあるので、冷凍庫の周りにシートやタオルを敷いておくのがおすすめです。完全に霜が解けたら冷凍庫内に残った水分をしっかりとふき取って、庫内が完全に乾くまで待ったら霜取り完了です。 霜が解けるまでに数時間かかることもあるので、夜寝る前に冷凍庫の電源を落として、朝まで放置すると良いでしょう。 霜がかなり厚い場合 現在の冷蔵庫では生じませんが、製造年月日が古い冷蔵庫などでは、霜がかなりの厚さになる場合があります。 このような場合は、冷凍庫の電源を落としてドアを開けておいても、なかなか霜が解けません。そのため、ある程度霜が解けた段階で、ヘラを使って剥がしましょう。 このとき硬い金属製のヘラを使うと冷凍庫が傷むので、ゴム製やシリコン製の柔らかいヘラを使ってください。霜を剥がしたら、残りの霜が完全に解けるまで待ち、タオルでふいて乾燥させます。 【NG】やってはいけない霜の取り方 「手っ取り早く霜を取りたい」と思うかもしれませんが、以下のような方法での霜取りはNGです。 ドライヤーで温める 熱湯をかけて解かす アイスピックやナイフで削る カー用品の霜取りスプレーを使う 上記のような方法で霜を取ると、冷凍庫が傷んだり故障したりするおそれがあるので、先に紹介した方法で霜取りしましょう。 冷凍庫の霜を防ぐ方法 冷凍庫に霜がつくといろいろなデメリットがある上に、霜取りに手間がかかって大変です。普段から冷凍庫に霜がつかないように意識して使用しましょう。ここでは具体的には何をすれば良いのか、冷凍庫の霜を防ぐ方法を紹介します。 冷凍庫の開閉回数を減らす 冷凍庫内の温度変化が激しいと、結露が発生して霜がつきやすくなります。霜がつくのを防ぎたいなら、冷凍庫のドアの開閉回数を減らして、できるだけ-18℃以下を維持するようにしましょう。 また、ドアを開けると部屋の温かな空気が冷凍庫内に入るので、なるべく素早く閉めることも重要です。 定期的に庫内をふき取る 定期的に冷凍庫内をふき取れば、霜が厚くなるのを防げます。霜が厚くなると霜取りに苦労することになるので、頻度を決めてこまめにふき取りましょう。 熱い料理は常温に冷ましてから入れる 熱いものを冷凍庫に入れると、冷凍庫内の温度が上昇して結露が発生するので霜がつきやすくなります。料理やご飯などを冷凍する場合は、常温になるまで冷ましてから冷凍庫に入れましょう。 ドアパッキンを掃除する ホコリやゴミなどの汚れを放置するとドアパッキンが劣化して、隙間から冷凍庫内に温かい空気が侵入しやすくなります。そうすると霜がつきやすくなるので、定期的にドアパッキンを掃除しましょう。 まとめ 冷凍庫に霜がつく主な原因は結露です。また、冷気の吹き出し口が詰まったり、冷凍庫が劣化していたりするときも霜がつくことがあります。 霜がつくとさまざまな問題が起こる可能性がある上に、霜取りの作業も大変なので、普段から霜がつかないような使い方を心がけましょう。

冷凍庫の閉め忘れを防ぐ方法

冷凍庫の画像

日々の小さな工夫で閉め忘れを防ぎ、庫内温度を適切に保ちましょう。ここでは、冷凍庫の閉め忘れを防ぐための効果的な対策を紹介します。

アラーム機能を活用する

最近の冷蔵庫には、ドアが一定時間開いたままだと音で知らせてくれるアラーム機能が搭載されています。この機能をオンにしておけば、閉め忘れを効果的に防止できます。

機種によってはアラーム音量を調節できるので、テレビの音や日常の会話で聞き逃さないよう設定を確認しましょう。

また、古い冷蔵庫を使用している場合は、市販の外付けドアアラームを取り付けることも可能です。

リマインダーのためのメモを貼る

物理的なリマインダーも非常に効果的です。冷蔵庫の目立つ場所に「ドア閉めた?」「確認OK?」などと書いたメモやマグネットを貼ることで、閉め忘れの意識付けになります。

家族全員が気づきやすいデザインや色のメモを選ぶことで、閉め忘れを減らせます。

家族間でルールを決め、徹底する

冷凍庫の閉め忘れは、家族全員で対策することが大切です。「冷凍庫はしっかり閉める」というルールを共有し、特によく使う時間帯には誰かが確認する役割を決めておくと良いでしょう。

小さなお子様がいるご家庭では、子どもの手が届かないようにチャイルドロックやドアストッパーを活用する方法も効果的です。

扉のゴムパッキンを定期的に掃除する

冷蔵庫の扉は磁石で閉まる仕組みになっていますが、ゴムパッキンが汚れていると磁石が正常に作動せず、きちんと閉まらなくなることがあります。定期的にゴムパッキンの掃除をして清潔に保ちましょう。

また、閉めた後は軽く押して確実に密閉されているか確認する癖をつけることで、半開きを防げます。

まとめ

冷凍庫を開けっ放しにすると、食材の劣化や冷却効率の低下など思わぬトラブルを招くことがあります。気づいたらすぐに霜取りや庫内の確認を行い、再発を防ぐための習慣づくりも大切です。アラーム機能やメモを活用して、冷凍庫の状態を常に良好に保っていきましょう。

さらに、冷凍庫の冷却効率については、「ぎっしり詰めたほうが効率的」という特徴もあります。正しい使い方を意識して、電気代を抑えつつ食材を安全に保存していきましょう。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

冷蔵庫と違う! 冷凍庫はぎっしり詰めた方が効率的って知ってた?

冷凍庫はスキマを埋めて電気代節約 冷蔵庫や冷凍庫は、使い方によって保冷力や電気代が大きく変わってきます。例えば、冷蔵庫は庫内に詰めすぎると冷気がまんべんなく行き渡らないため、少しゆとりを持って食品を入れるといいと言われています。 では、冷凍庫の場合はどうでしょうか? 実はこちらは逆。すき間なく食品を詰め込んだ方がいいと言われています。これはなぜかというと、凍った食品自体が保冷材の働きをして、お互いを冷やし合うからなのです。こうすることで冷凍庫を開けたときの温度上昇を防ぐことができ、結果的に電気代の節約にもつながります。 ですから、もし冷凍庫の中にすき間があったら、お店などでもらった保冷剤などで埋めてもいいですし、小分けにした氷などを詰めてぴったりすき間を作らないのがいいのです。とはいえ、取り出す時間がかからないように、日頃の庫内整理も必要ですね。

この記事を書いた人

日本冷凍食品協会 編集チーム

冷凍食品の魅力を伝える普及活動をしています。

RELATED POSTS

関連記事はこちら