
くし切りの冷凍レモンを薄切りにしてアクセントに
若い世代で最近ブームとなっているのが、ちょっぴり懐かしい甘味「琥珀糖」。寒天を使った弾力のある砂糖菓子で、そのキラキラとした宝石のような見た目と、カリッ、シャリッとした食感が人気を集めています。実はこの和菓子、家で手軽に作れるとあって、子どもの自由研究の人気テーマにもなっているとか。
今回提案するのは、冷凍レモンを飾りと味のポイントに取り入れた、さわやかな琥珀糖。軽く凍った状態のまま切れば、薄くカットしやすく、より美しい仕上がりに。たくさん作って、贈り物や手土産に活用するのもオススメです。
ほどよい酸味がクセになる
レモンの琥珀糖
材料(25×20cmバット一台分)
約分
- 冷凍レモン3~4切れ
- 砂糖レモンと同量程度
- 水150ml
- 寒天4g
- グラニュー糖230g
作り方
-
冷凍レモンは室温に置き、半解凍くらいになったら薄くスライスして銀杏切りにする。砂糖にまぶして20分程度置いておき、水分が出てきたらさっと洗い流し、ペーパーの上に並べて水気を取る。小鍋に水と寒天を入れて中火にかけ、ヘラで混ぜながら2分ほど加熱する。寒天が溶けたら、一度火を止めグラニュー糖を加え混ぜ、再び火をつける。弱火で5分程度煮詰め、持ち上げたヘラから細いしずくが垂れる程度になったら火を止める。バットに流し入れ、薄切りにしたレモンを上に並べて、冷蔵庫で2時間以上冷やす。冷蔵庫から取り出してひと口大にカットし、クッキングシートの上に並べて常温で乾かす(1日以上)。※乾かす時間が長くなるほど、周りが白く固まります。
POINT
カットした琥珀糖は、くっつかないクッキングシートなどの上で1日以上乾燥させる。