
ゴックン期、カミカミ期、パクパク期、それぞれに合わせた調理を
初めて子どもを持つと、離乳食作りがとても面倒に思えるもの。上手に手間抜きしながら子育てを楽しみたいものです
食材を柔らかく食べやすい状態にするには、皮をむいたり、長時間煮たりなど、手がかかります。そこでおすすめしたい食品が、冷凍かぼちゃ。適度な大きさにカットしてブランチング(加熱)という下処理をしてあるため、調理や加工がとてもしやすいんです。
レンジでチンして裏ごしするだけで、ペースト状になるので、おかゆに入れたり、かぼちゃもちにしたりと、アレンジ自在。今回は、離乳食の3つの段階に合わせた、かぼちゃの3メニューをご紹介します。ぜひ日々の育児に役立てて!
<ゴックン期>
かぼちゃの自然の甘みを味わえるかぼちゃがゆ
材料()
約分
- 冷凍かぼちゃ1片
- 10倍がゆ適量
作り方
-
冷凍かぼちゃを袋の表示通りに加熱し、皮を除く。網で裏ごしし、同量の水で伸ばしてかぼちゃペーストを作る。10倍がゆに少量加える。 ※余りのペーストは製氷皿などに入れて冷凍する。製氷皿は事前に消毒するなどして、衛生面に気をつけること。
<カミカミ期>
野菜の旨みたっぷりかぼちゃスープ
材料()
約分
- 冷凍かぼちゃ1片
- 玉ねぎ4分の1個
- 水200ml
- 昆布だし(顆粒)小さじ1/2
作り方
-
冷凍かぼちゃは袋の表示通りに加熱し、皮を除いて、小さめの角切りにする。鍋に水、粗みじん切りにした玉ねぎ、昆布だしを入れ、玉ねぎが柔らかくなるまで煮る。かぼちゃを加えてひと煮立ちさせる。 ※余ったら製氷皿などに入れて冷凍する
<パクパク期>
もちもちとした食感で噛む練習にも!かぼちゃと豆腐のお焼き
材料(20個分)
約分
- 冷凍かぼちゃ80g
- 豆腐80g
- 片栗粉大さじ1.5
作り方
-
冷凍かぼちゃを袋の表示通りに加熱し、皮を除き、フォークなどで潰す。潰した豆腐と片栗粉を加えてよく混ぜ、小さく丸めて、平らにする。薄く油を敷いたフライパンで、弱火で両面を焼く。
POINT
加熱した冷凍かぼちゃは、網などを使って裏ごしをする。