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第5回中国の安全最先端 (3/5)
安全への工夫
中国は、食品の安全、品質のためには、原材料、加工、輸出、3つの段階で検査と管理が必要だと考えているんだ。
これまで見学してきた食品メーカーや、工場、農場もそうだったけれど、 企業が原材料からの管理をしっかりすることが大事だと考え、実践している。
今回見学した山東CIQが各企業を指導して、企業が自ら監視カメラを設置したり、検査施設を設けたり努力をつづけているんだ。 ちなみに山東CIQは省内に23の拠点を設け、管理体制を万全にしています。
農産物でみんなが気にするのは、やっぱり農薬。 だから、使える農薬、使えない農薬を生産の現場から管理することにしている。 そして、市政府が一括して農薬や肥料を購入し、認定された正規メーカーのものを 農薬専門店で売るという仕組みをつくっているんだ。 ちなみに企業や農家が認定された農薬を使うように、費用の一部を政府が負担しているんだよ。
また、農家と企業で協力しあって、農業を産業化することも進めている。 それによって、農産物の効率的な生産計画だけでなく、技術指導、教育など全体の安全管理のシステムがどんどん進化しているんだ。
こうやって生産の現場側から、管理する国側から、食品安全の環境が整えられていってるんだね。
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