冷凍食品で食費を節約するコツとは?おいしい節約レシピも紹介

日本冷凍食品協会 編集チーム

Facebook
X
LINE
食材と電卓の画像

「最近、食費が増えたな」と感じることはありませんか?物価の上昇が続く中で、なんとか食費を抑えたいと思っている方は多いのではないでしょうか。

そんなときに頼りになるのが冷凍食品です。価格が安定していて栄養もしっかりキープされているので、上手に取り入れることで食費の節約につながります。

今回は、冷凍食品を活用した食費節約のコツと、おうちで試したくなるレシピをご紹介します。

近年の食品値上げの現状

スーパーで食材を選んでいる画像

まずは近年の食品値上げの現状について見ていきましょう。

値上げ品目数の高止まり

近年、食品の値上げが相次いでいます。2025年に値上がりした品目数は2024年を大きく上回り、今後も価格改定が続く見通しです。

以前は一時的な現象として捉えられることもあった食品の値上がりが、今や日常的なものとなりつつあります。

こうした値上がりの波を前に、「なんとか食費を抑えたい」と思っている方は少なくないのではないでしょうか。

物価上昇の加速

食品価格の上昇幅も大きくなっています。2025年の消費者物価上昇率(生鮮食品を除く)は3.1%と、前年の2.5%から加速しました。

2026年2月時点でも食品価格は前年同月比で約4%上昇しており、毎日の買い物での値上がりを実感している方も少なくないでしょう。

こうした状況の中で、毎日の食費を少しでも賢くコントロールしたいと思っている方も多いことでしょう。

食品値上げの時代に選ばれているのが「冷凍食品」

お金と電卓の画像

値上がりが続く今、なぜ多くの方が冷凍食品を選ぶようになったのか、詳しく見てみましょう。

一般社団法人日本冷凍食品協会が発表した「令和8年 “冷凍食品の利用状況”実態調査について」の結果に基づいて説明します。

冷凍食品は逆に購入量が増えた食品

値上げが続く中でも、多くの食品において「購入量はほとんど変わらない」との回答が7割前後を占めており、大規模な買い控えは起きていないことがわかります。

一方で、スナック菓子や米などに購入量を減らす動きが見られる中、冷凍食品は逆に購入量が増えた食品の第1位(全体の17.3%)となっています。

食品の値上がりが続く中でも、冷凍食品を上手に活用する方が増えているのは、納得の結果といえそうです。

値上げの時代に冷凍食品を選ぶ理由

冷凍食品が選ばれる理由には主に4つの側面があります。

まず、圧倒的な時短効果です。利用頻度が増えた理由の第1位は、男女ともに「調理が簡単で便利だから」(女性78.4%、男性73.5%)となっており、1食あたり女性で約20分、男性で約18分の時短になることが評価されています。

次に、品質とおいしさの向上です。おいしさへの満足度は女性で約79%、男性で約72%と高水準を維持しており、「以前より品質が高い」と感じている方も約7割に上ります。

3つ目は、コスパの良さです。値上げ後も購入量が減らない・増えた理由として「値上げ後も必要性が変わらない(39.2%)」「それでも他の食料品より割安(11.4%)」という声があります。

4つ目は、買い置きができる利便性です。保存性の高さは女性の54.5%、男性の40.9%から支持されており、まとめ買いによるコスト削減にも役立っています。

冷凍食品で食費を節約するコツは?

ここでは、冷凍食品を使った食費節約のコツをわかりやすくご紹介します。

年中価格が安定している「冷凍野菜」を積極的に活用する

買い物をした後の画像

食費の節約に特に役立つのが冷凍野菜の活用です。生野菜は天候や季節の影響で価格が変動しやすいですが、冷凍野菜は年間を通じて価格が安定しているため、家計の見通しが立てやすくなります。

また、旬の時期に急速冷凍されているため、栄養価も高く保たれています。

さらに、あらかじめカットされているため下処理の手間が省けるのも大きなメリットです。炒め物やスープ、煮物などにちょい足しするだけで、栄養バランスが整い、彩りも豊かになります。

食事の満足度もアップするため、品数を増やさなくても充実した食卓を実現できます。

冷凍野菜のアレンジ例は以下からご覧ください。

野菜不足解消!冷凍野菜を使ったアレンジ特集

少しずつ春の訪れを感じる陽気を感じる季節になりましたが、同時に気温差で体調を崩しがちなこの季節。野菜たっぷり栄養満点の食事で、風邪に負けない体作りを! そこで今回は、不足しがちな野菜をたくさん使ったレシピをまとめました。 忙しい朝にもピッタリな、さっと作れるスピードレシピ 野菜につける”野菜ディップ”でヘルシーに! 日本ならではの豆腐をメインに、野菜などを混ぜ合わせて作る超ヘルシーディップをご紹介します。フードプロセッサーで一気に作るので、短時間でできるだけでなく、脂肪分がひかえめでほうれん草の鉄分なども摂れるのがうれしい。 中から飛び出すアツアツの具がたまらない!ほうれん草を使った絶品フレンチトースト 栄養価の高い採りたてを急速凍結させたほうれん草や、王道のハムとチーズを材料に、絶品フレンチトーストを作ります。ビタミンやたんぱく質、カルシウムなどもきちんと摂れる具だくさんアレンジ。 冷凍野菜とインスタントスープを使って3分で完成!冬にうれしいホットサラダ 寒い朝にサッと食べられる朝食に、ダイエット中のランチにと、色々な場面で役立つメニュー。カップスープの素でとっても簡単に味付けした、スピードメニューをご紹介します。 食卓を彩る「メイン級」レシピ ほうれん草のごま和えを活用した中華あん豆腐・冷凍和惣菜があれば!2 ほうれん草のごま和えを豆腐と合わせた中華風あんかけ豆腐をご紹介します。あっさりした豆腐も、ごま和えとツナ、あんのとろみ、仕上げにプラスするラー油の辛みで食べごたえUP。主菜になること間違いなしです。 【漬け込み肉と冷凍野菜でボリュームおかず2】豚肉×和野菜の韓国風ピリ辛煮 一つ一つにしっかり味がついた煮物は、ごはんとの相性も抜群!食べ切れず余ってしまったら、細かく刻んで翌日は冷凍ご飯とチャーハンにリメイクするのもオススメ。 色とりどりの野菜に焼き目をつけてごちそう感UP!カジキのグリルサラダ カジキマグロと様々な野菜をグリルパンで焼き上げる、ボリューミーなごちそうサラダ。切るのが大変な根菜類も、冷凍野菜を使えば調理がスムーズ。 今日の食事にもう一品。栄養満点の野菜スープレシピ 根菜たっぷりの冷凍和野菜を使った“食べるスープ”があれば、パンの朝食も栄養満点! パンが主食の朝食は、質素になりがち。そこで提案したいのが、具だくさんで朝からたっぷりの食物繊維とたんぱく質が摂れる和風ミネストローネスープです。時間のない朝でも食べやすいのがうれしい。 サバのだしでうまみが倍増!具だくさん粕汁でぽかぽか温まろう 時間がないときは、冷凍の和野菜と魚の缶詰を利用してパパッと作れるこのレシピがおすすめ。サバ缶を利用して、奥行きのある味わいに。朝食に、夜食にと存分に役立てて。 2月2日は「お麩の日」。冷凍和野菜と煮しめる昔ながらのがめ煮でもう一品 かつて肉食がタブーとされていた仏教徒の間で、大切なたんぱく源とされていたお麩。ナトリウムやカルシウム、鉄・亜鉛といった栄養素も豊富な上に、低カロリーなので、特にダイエット中の女性にはまさにパーフェクトな食品と言えます。 まだまだあります。野菜レシピまとめ お弁当のすき間埋めだけじゃない、便利な冷凍野菜ブロッコリーの三段活用 いつも加熱してそのまま食べることが多いブロッコリーを、おしゃれに三段活用。ブロッコリーの可能性が広がること請け合いの超簡単3レシピをご紹介しちゃいます。 冬のごちそう!冷凍野菜を使ったあつあつホクホクレシピまとめ 冷凍野菜は下ごしらえいらずで調理できるから、常備していると便利。今までにご紹介してきた冷凍野菜レシピをまとめておさらいしてみましょう。

外食防止に「冷凍加工品」を活用する

疲れた日や、やる気が出ない日は、「今日は外食にしようか」となりがちで、食費がかさんでしまいます。

そんなときに心強い味方となるのが冷凍加工品です。冷凍ギョウザや冷凍パスタ、冷凍うどんなど、短時間で準備できる冷凍加工品をストックしておくことで、外食に頼らずに食事を用意できます。

冷凍食品を使った食費節約レシピ

最後に、冷凍食品を使った節約に役立つおすすめレシピを2つご紹介します。

納豆釜玉風ピリ辛うどん

納豆釜玉風ピリ辛うどん」は、冷凍讃岐うどんと納豆を合わせた、約5分で作れるスピードレシピです。

少ない食材でもピリ辛のラー油と卵黄のコクが加わり、満足感たっぷりの一皿に仕上がります。忙しい日の節約ランチにもぴったりです。

材料(1人分)

  • 冷凍讃岐うどん1玉
  • 納豆1パック
  • めんつゆ適量
  • 卵黄1個
  • ラー油適宜
  • 万能ネギ(小口切り)適宜

作り方

  1. 凍ったままのうどんを袋の表示に従って加熱し、冷水で締めた後、水けを切って皿に盛る。

  2. ボウルに納豆、付属のタレとからし、めんつゆを入れ混ぜ合わせる。

  3. 盛ったうどんの上に混ぜた納豆と卵黄をのせ、ラー油をかけてねぎを振る。

スープギョウザ

スープギョウザ」は、冷凍ギョウザを中華スープで煮込むだけの手軽なレシピです。冷凍ほうれん草やにんじんも一緒に入れることで野菜も同時に摂れます。

身体が温まり、少ない材料でも満足感のある一皿です。寒い季節にもおすすめです。

材料(1人分)

  • 冷凍ギョウザ5個
  • 冷凍ほうれん草20g
  • カップ2
  • 中華スープの素小さじ1
  • にんじん(短冊切り)20g
  • 白ねぎ(細切り)10g
  • ザーサイ(ひと口大)10g
  • 塩、こしょう少量

作り方

  1. 鍋に水と中華スープの素、にんじんを入れて火にかけ、沸騰したら凍ったままのギョウザを加えて煮る。

  2. 再度沸騰したら凍ったままのほうれん草、ねぎとザーサイも加え、塩、こしょうで味をととのえる。

まとめ

物価の上昇が続く中でも、冷凍食品を上手に活用することで、食費の節約と食事の充実を無理なく両立できます。

今回ご紹介した節約術やレシピをぜひ参考に、冷凍食品を日々の食卓にうまく取り入れて、無理なく食卓を充実させていきましょう。

そのほか、冷凍食品を使った簡単・時短レシピはこちらもご覧ください。

冷凍食品だから簡単・時短レシピ特集

「冷凍食品」は保存がきき、買い置きができるだけでなく、材料を洗う・切る・加熱するなどの前処理がしてあるので、調理の手間が省け、時短につながります。忙しい時や疲れた時はもちろん、調理時間の短縮は、自分の時間や家族との団らんの時間の充実にもつながります。 そんなお家時間のゆとりの一助になるよう、冷凍食品を使った、簡単・手軽に作れるレシピから、いつもの食材を冷凍食品で代用して、さらに時短ができるレシピを特集します。 忙しい時や疲れた時の救世主!簡単レシピはこちら シーフードリゾット風マグカップごはんとマグカップ茶わん蒸し マグカップ&電子レンジで簡単に作れるレシピをご紹介。主食にもおかずにもなり、小腹が空いたときにスピーディに作れてとっても便利。また、このレシピをベースに色々とアレンジができるので、日によって味を変えたり、家族で違う味を楽しんだりしてみてくださいね。 超簡単!水餃子マヨポン 冷凍水餃子をお湯で茹でて、ポン酢とマヨネーズをかけるだけ!の簡単レシピ。もちもちとした皮が主食代わりになり、腹持ちがよく、遅い時間のメニューや晩酌メニューに使えます。茹でるだけなので、料理初心者の方にもあっという間に作れるのもポイント。 たっぷり和惣菜入りオムレツ おかずにあと一品ほしいな…という時におススメなのがこちら。お弁当用のグラシンカップ入り和惣菜使うので、ちょっと野菜が欲しい時や栄養バランスが気になる時に活躍すること間違いなし。 冷凍とろろを使った“ネバーギブアップ丼” 受験シーズンのランチや夜食に、ご紹介したレシピ。缶詰×冷凍食品だからとっても簡単。とろろも冷凍とろろを使えば、解凍してすぐにすりおろしたとろろが楽しめ、ラクちんなんです。 冷凍の豚汁の具を使った根菜おじや 冷凍豚汁の具は、豚汁以外にも活用の幅が広く、冷凍庫の定番として、とてもおススメ。里芋やにんじん、大根、ごぼうなど、前処理が大変な根菜はカットされ、豚の薄切り肉も入っているので、どんなアレンジも時短になること間違いなし。 超簡単あんかけ焼きそば 冷凍中華丼の具は、ご飯にかけるだけではなく、アレンジが自在なのをご存知でしたか?今回は中でもとっても簡単な時短メニューをご紹介。冷凍中華丼の具は、海鮮や肉など様々な具が一度に楽しめ、栄養バランスがよいので、ぜひ活用してみてください。 牛しぐれ煮蒸しうどん 冷凍うどんは鍋でゆでなくても、電子レンジでチンするだけですぐに食べられる優秀食材。そんな冷凍うどんを使って、調理器具が不要、洗い物も最低限で済む蒸しうどんをご紹介。お好きな具材でアレンジができるので、気分に合わせて取り入れてみてくださいね。 冷凍食品で代用、時短レシピ! 買い忘れなど、いざという時にも役立ちます 冷凍フライドポテトの肉じゃが&ポテサラ 冷凍のフライドポテトは、揚げてそのまま食べてもおいしいですが、ジャガイモの代わりに使えるって知っていましたか?特にナチュラルカットのものは、ジャガイモの素材感が残っているのでおススメ。皮をむいたり下ゆでの必要が無いので、急いでいるときや、もう一品欲しい時にとっても便利。 冷凍から揚げを使った酢鶏 家で酢豚を作ろうとすると、豚肉に下味を付けて揚げる作業が結構大変ですよね。特に暑い季節は、酢を使った料理は食べたいものの、揚げ物はおっくうということも。そこで、肉の種類は変わってしまいますが、豚肉を冷凍から揚げで代用した「酢鳥」がおススメです。 冷凍シュウマイであっという間にできるピリ辛マーボーナス マーボーナスを作ろうと思った時、ひき肉がなくても、冷凍シュウマイがあれば代用できるんです。冷凍シュウマイなら、ボリュームも満点、食べ応え抜群です。成長期のお子さんがいるご家庭ではきっと喜ばれるはず。冷凍シュウマイは買い置きができるので、買い物し忘れた……そんなときの頼れるレパートリーとして覚えてみてください。 冷凍ギョウザを使ったロールギョウザポトフ ロールキャベツのタネに冷凍ギョウザを活用することで、調理時間を大幅に短縮できる一品。その分、根菜とコンソメスープ仕立てにして、野菜もタンパク質もたっぷり摂れるポトフにするアレンジレシピをご紹介。冷凍ギョウザのアレンジワザで、可能性が広がります。 冷凍ハンバーグを使ったロールレタスのスープ仕立て ロールキャベツをレタスで置き換えて作る時は、冷凍ハンバーグがおススメ。レタスの下ゆでは必要ですが、キャベツより薄くて扱いやすいレタスに、冷凍ハンバーグを使うので、お料理の苦手な人も簡単に美しく作ることができます。冷製にしてもおいしいので、季節を問わず作れるのも◎。 おでんの具材に“使える”冷凍食品5選 自宅でいちから作るとなると、練り物を各種買いそろえたり、大根を下ゆでしたりと手間のかかるおでん。下ごしらえの必要がない冷凍食品なら、温めただし汁に入れるだけの時短レシピに。ここではおでんにピッタリな5つを紹介しますが、冷凍庫の中に余っている冷凍食品を使う、くらいの気軽な気持ちで色々な具を入れてみるのもいいかもしれません!

この記事を書いた人

日本冷凍食品協会 編集チーム

冷凍食品の魅力を発信しています。

RELATED POSTS

関連記事はこちら