「最近、食費が増えたな」と感じることはありませんか?物価の上昇が続く中で、なんとか食費を抑えたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
そんなときに頼りになるのが冷凍食品です。価格が安定していて栄養もしっかりキープされているので、上手に取り入れることで食費の節約につながります。
今回は、冷凍食品を活用した食費節約のコツと、おうちで試したくなるレシピをご紹介します。
近年の食品値上げの現状

まずは近年の食品値上げの現状について見ていきましょう。
値上げ品目数の高止まり
近年、食品の値上げが相次いでいます。2025年に値上がりした品目数は2024年を大きく上回り、今後も価格改定が続く見通しです。
以前は一時的な現象として捉えられることもあった食品の値上がりが、今や日常的なものとなりつつあります。
こうした値上がりの波を前に、「なんとか食費を抑えたい」と思っている方は少なくないのではないでしょうか。
物価上昇の加速
食品価格の上昇幅も大きくなっています。2025年の消費者物価上昇率(生鮮食品を除く)は3.1%と、前年の2.5%から加速しました。
2026年2月時点でも食品価格は前年同月比で約4%上昇しており、毎日の買い物での値上がりを実感している方も少なくないでしょう。
こうした状況の中で、毎日の食費を少しでも賢くコントロールしたいと思っている方も多いことでしょう。
食品値上げの時代に選ばれているのが「冷凍食品」

値上がりが続く今、なぜ多くの方が冷凍食品を選ぶようになったのか、詳しく見てみましょう。
一般社団法人日本冷凍食品協会が発表した「令和8年 “冷凍食品の利用状況”実態調査について」の結果に基づいて説明します。
冷凍食品は逆に購入量が増えた食品
値上げが続く中でも、多くの食品において「購入量はほとんど変わらない」との回答が7割前後を占めており、大規模な買い控えは起きていないことがわかります。
一方で、スナック菓子や米などに購入量を減らす動きが見られる中、冷凍食品は逆に購入量が増えた食品の第1位(全体の17.3%)となっています。
食品の値上がりが続く中でも、冷凍食品を上手に活用する方が増えているのは、納得の結果といえそうです。
値上げの時代に冷凍食品を選ぶ理由
冷凍食品が選ばれる理由には主に4つの側面があります。
まず、圧倒的な時短効果です。利用頻度が増えた理由の第1位は、男女ともに「調理が簡単で便利だから」(女性78.4%、男性73.5%)となっており、1食あたり女性で約20分、男性で約18分の時短になることが評価されています。
次に、品質とおいしさの向上です。おいしさへの満足度は女性で約79%、男性で約72%と高水準を維持しており、「以前より品質が高い」と感じている方も約7割に上ります。
3つ目は、コスパの良さです。値上げ後も購入量が減らない・増えた理由として「値上げ後も必要性が変わらない(39.2%)」「それでも他の食料品より割安(11.4%)」という声があります。
4つ目は、買い置きができる利便性です。保存性の高さは女性の54.5%、男性の40.9%から支持されており、まとめ買いによるコスト削減にも役立っています。
冷凍食品で食費を節約するコツは?
ここでは、冷凍食品を使った食費節約のコツをわかりやすくご紹介します。
年中価格が安定している「冷凍野菜」を積極的に活用する

食費の節約に特に役立つのが冷凍野菜の活用です。生野菜は天候や季節の影響で価格が変動しやすいですが、冷凍野菜は年間を通じて価格が安定しているため、家計の見通しが立てやすくなります。
また、旬の時期に急速冷凍されているため、栄養価も高く保たれています。
さらに、あらかじめカットされているため下処理の手間が省けるのも大きなメリットです。炒め物やスープ、煮物などにちょい足しするだけで、栄養バランスが整い、彩りも豊かになります。
食事の満足度もアップするため、品数を増やさなくても充実した食卓を実現できます。
冷凍野菜のアレンジ例は以下からご覧ください。
外食防止に「冷凍加工品」を活用する
疲れた日や、やる気が出ない日は、「今日は外食にしようか」となりがちで、食費がかさんでしまいます。
そんなときに心強い味方となるのが冷凍加工品です。冷凍ギョウザや冷凍パスタ、冷凍うどんなど、短時間で準備できる冷凍加工品をストックしておくことで、外食に頼らずに食事を用意できます。
冷凍食品を使った食費節約レシピ
最後に、冷凍食品を使った節約に役立つおすすめレシピを2つご紹介します。
納豆釜玉風ピリ辛うどん
「納豆釜玉風ピリ辛うどん」は、冷凍讃岐うどんと納豆を合わせた、約5分で作れるスピードレシピです。
少ない食材でもピリ辛のラー油と卵黄のコクが加わり、満足感たっぷりの一皿に仕上がります。忙しい日の節約ランチにもぴったりです。
材料(1人分)
- 冷凍讃岐うどん1玉
- 納豆1パック
- めんつゆ適量
- 卵黄1個
- ラー油適宜
- 万能ネギ(小口切り)適宜
作り方
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凍ったままのうどんを袋の表示に従って加熱し、冷水で締めた後、水けを切って皿に盛る。
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ボウルに納豆、付属のタレとからし、めんつゆを入れ混ぜ合わせる。
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盛ったうどんの上に混ぜた納豆と卵黄をのせ、ラー油をかけてねぎを振る。
スープギョウザ
「スープギョウザ」は、冷凍ギョウザを中華スープで煮込むだけの手軽なレシピです。冷凍ほうれん草やにんじんも一緒に入れることで野菜も同時に摂れます。
身体が温まり、少ない材料でも満足感のある一皿です。寒い季節にもおすすめです。
材料(1人分)
- 冷凍ギョウザ5個
- 冷凍ほうれん草20g
- 水カップ2
- 中華スープの素小さじ1
- にんじん(短冊切り)20g
- 白ねぎ(細切り)10g
- ザーサイ(ひと口大)10g
- 塩、こしょう少量
作り方
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鍋に水と中華スープの素、にんじんを入れて火にかけ、沸騰したら凍ったままのギョウザを加えて煮る。
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再度沸騰したら凍ったままのほうれん草、ねぎとザーサイも加え、塩、こしょうで味をととのえる。
まとめ
物価の上昇が続く中でも、冷凍食品を上手に活用することで、食費の節約と食事の充実を無理なく両立できます。
今回ご紹介した節約術やレシピをぜひ参考に、冷凍食品を日々の食卓にうまく取り入れて、無理なく食卓を充実させていきましょう。
そのほか、冷凍食品を使った簡単・時短レシピはこちらもご覧ください。
この記事を書いた人
日本冷凍食品協会 編集チーム
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