高齢者の夏バテ対策レシピ!冷凍食品で手軽に栄養補給する方法

日本冷凍食品協会 編集チーム

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そうめんの画像

夏の暑さが続くと、体がだるくなって食欲が落ちてくる…そんな経験はありませんか。特に高齢の方は、加齢による体の変化から夏バテになりやすく、食事量が減ってしまうこともあります。でも、食べやすくて栄養たっぷりの食事を毎回手作りするのは、作る側にとっても大変なことですよね。そこで役立つのが冷凍食品です。急速凍結することでおいしさや栄養価が保たれた冷凍食品は、手軽に栄養補給できる強い味方です。

今回は高齢者が食べやすい冷凍食品を使ったレシピや、夏バテ対策に役立つ栄養素について詳しくご紹介します。

高齢者が夏バテになりやすい理由

風鈴の画像

夏の暑さが厳しくなると、高齢者の方は特につらい思いをされることが多いですよね。なぜ高齢者は夏バテになりやすいのか、まずはその理由を見ていきましょう。

体温調節機能の低下

加齢とともに、体は少しずつ変化していきます。そのひとつが、体温を調節する機能の低下です。

若い頃は暑くなると自然に汗をかいて体温を下げられますが、高齢になると発汗機能が衰え、体の熱をうまく逃がせなくなってきます。また、「のどが渇いた」という感覚も鈍くなるため、気づかないうちに水分不足が進んでしまうことも少なくありません。

実際、厚生労働省の調査によると、熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者とされています。夏は特に水分補給を意識することが大切です。

出典:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト

消化機能の低下

夏バテのもうひとつの原因が、消化機能の低下です。

冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来すると、体は急激な温度変化に対応しようとして自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れると胃腸の働きも悪くなり、食欲不振になりやすいのです。

さらに、汗をたくさんかくことでナトリウムやカリウムなどのミネラルが失われ、体がだるくなったり疲れやすくなったりします。食べる量が減ってミネラルも不足する悪循環に陥らないよう、消化のよい食事をこまめに摂ることが大切です。

夏バテ対策に欠かせない栄養素と食材の選び方

野菜の画像

夏バテを乗り越えるには、食事から栄養をしっかり摂ることがポイントです。特に意識したい栄養素と、高齢者にも食べやすい食材の選び方をご紹介します。

エネルギー代謝を助けるビタミンB1と良質なたんぱく質

夏バテで「体がだるい」「疲れが取れない」と感じるときに積極的に摂りたいのが、ビタミンB1です。

ビタミンB1は、食事から摂った糖質をエネルギーに変えるときに欠かせない栄養素です。豚肉・ウナギ・大豆・ごまなどに豊富に含まれています。にんにく・ニラ・ねぎと一緒に調理すると吸収率がより高まるといわれているので、ぜひ組み合わせてみてください。

体力を維持し免疫力を高めるためには、良質なたんぱく質も欠かせません。鶏肉・魚・卵・豆腐などは消化しやすく、高齢者にも取り入れやすい食材です。夏場はとくに消化に優しい食材を選んで、体への負担を減らしてあげましょう。

免疫力と食欲をサポートするビタミンC・クエン酸・ミネラル

食欲が落ちがちな夏は、ビタミンCやクエン酸を上手に取り入れることも効果的です。

ビタミンCはストレスへの抵抗力を高め、免疫機能を支えてくれる栄養素です。パプリカ・ブロッコリー・じゃがいも・柑橘類などに豊富に含まれていますよ。梅干し・レモン・黒酢に含まれるクエン酸は、疲労感の軽減や食欲増進に役立ちます。

汗と一緒に失われるカリウム・マグネシウム・鉄・亜鉛などのミネラル補給も大切です。ブロッコリー・オクラ・乳製品・魚介類などを日々の食事に加えると、バランス良く栄養を補えます。

高齢者が食べやすい!冷凍食品で作る夏バテ対策レシピ

ロールレタスの画像

ここからは、消化に優しく栄養バランスも整った冷凍食品を使ったレシピを5品ご紹介します。どれも手軽に作れるものばかりですので、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。

ロールレタスのスープ仕立て

ロールレタスのスープ仕立て」は、冷凍ハンバーグをやわらかいレタスで包んでスープで煮込む、体が温まるやさしい一品です。ハンバーグのうまみとソースがスープに溶け込み、口当たりも軽く仕上がります。食欲が落ちているときでもスープごといただけるので、栄養をしっかり摂りたいときにぴったりです。

材料(1人分)

  • 冷凍ハンバーグ(パウチ)160g(固形量105g)
  • レタス3枚
  • 顆粒コンソメ1/2袋
  • 粗びき黒こしょう適量
  • 1カップ

作り方

  1. レタスはさっとゆで、水けを切る。

  2. 冷凍ハンバーグは袋の表示通りに解凍する。袋に残ったソースは小鍋に入れ、ハンバーグは3等分に切る。

  3. ゆでたレタスを広げ、手前に切ったハンバーグを置き、左右を折り返してからくるくると巻く。楊枝で留める。

  4. ソースに水1カップを入れて沸かし、味を見ながらコンソメを加え、ロールレタスを入れてひと煮立ちさせる。

  5. 器に盛り、粗びき黒こしょうを振る。

和惣菜ビビンバそうめん

和惣菜ビビンバそうめん」は、冷凍の和惣菜をのせた夏にぴったりのひんやりそうめんです。ちくわの磯辺揚げやきんぴらごぼう、ひじきの煮つけなど、栄養豊富な惣菜がひと皿でまとめて食べられるのが嬉しいですね。のど越しのよいそうめんは夏バテで食欲がないときにも食べやすいです。

材料(1人分)

  • 冷凍ちくわの磯辺揚げ1本
  • 冷凍きんぴらごぼう(グラシンカップ入り)1カップ
  • 冷凍ほうれん草ごま和え(グラシンカップ入り)1カップ
  • 冷凍ひじきの煮つけ(グラシンカップ入り)1カップ
  • そうめん100g
  • めんつゆ(ストレート)50ml
  • 小さじ1
  • ごま油小さじ1
  • 食べるラー油適量

作り方

  1. そうめんを袋の表示通りにゆで、冷水で締めてよく水けを切る。

  2. そうめんとめんつゆ、酢、ごま油を混ぜ合わせる。

  3. 冷凍食品4種を袋の表示通りに解凍する。

  4. そうめんを器に盛り、ちくわの磯辺揚げと和惣菜3種をのせ、食べるラー油を添える。

豚汁の具を使った根菜おじや

豚汁の具を使った根菜おじや」は、冷凍の豚汁の具をそのまま活用した体にやさしいおじやです。根菜のほくほくとした食感とだしのやさしい風味が食欲をそそります。消化に優しく、夏バテで体力が落ちているときにするすると食べられるのが魅力です。

材料(1人分)

  • 冷凍豚汁の具100g
  • だし汁300ml
  • 冷やご飯軽く茶わん一杯分
  • 1個
  • 万能ねぎ適量

作り方

  1. だし汁を小鍋に沸かし、凍ったままの豚汁の具を加える。火が通ったらご飯を加え、好みの柔らかさになるまで煮る。

  2. 溶き卵をまわしかける。

  3. 小口切りにした万能ねぎを散らす。

白身魚フライのきのこあんかけ

白身魚フライのきのこあんかけ」は、冷凍の白身魚フライにきのこたっぷりのあんをかけた食べ応えのある一品です。えのきとしいたけのとろみあんが白身魚フライにからみ、飲み込みやすくなります。きのこにはミネラルが含まれているので、夏バテ対策にも役立ちます。

材料(2人分)

  • 冷凍白身魚フライ5個
  • えのきだけ100g
  • しいたけ(薄切り)2個
  • めんつゆ(3倍濃縮)20ml
  • 120ml
  • おろししょうが少量
  • 片栗粉小さじ1
  • 水(片栗粉用)小さじ1
  • 万能ねぎ(小口切り)適量

作り方

  1. めんつゆ、水(120ml)、えのきだけ、しいたけ、おろししょうがを小鍋に入れて火にかけ、きのこに火が通ったら水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

  2. 凍ったままの白身魚フライを袋の表示通りに加熱して皿に盛り、1をかけて万能ねぎを散らす。

3色ネバトロ丼

3色ネバトロ丼」は、冷凍の山芋とろろとオクラ、納豆の3種のネバネバ食材を組み合わせたさっぱり丼ぶりです。ネバネバ食材は胃腸の粘膜を保護してくれる働きもあり、消化機能が低下しがちな夏にぴったりです。盛り付けるだけで完成するので、暑い日でも手軽に作れます。

材料(1人分)

  • 冷凍山芋とろろ1袋
  • 冷凍きざみオクラ50g
  • 納豆1/2パック
  • 卵黄1個
  • ご飯丼1杯分
  • しょうゆまたはめんつゆ適量
  • わさび適量

作り方

  1. 丼にご飯をよそい、袋の表示通りに解凍した冷凍山芋とろろ、冷凍きざみオクラと納豆、卵黄を盛り付ける。

  2. お好みでしょうゆまたはめんつゆをかけ、わさびを添える。

まとめ

高齢の方の夏バテ予防には、ビタミンB1・たんぱく質・ビタミンC・クエン酸・ミネラルなど、夏に不足しやすい栄養素を意識的に補うことが大切です。

冷凍食品は栄養価を保ちながら手軽に活用できる強い味方です。今回ご紹介したレシピをぜひ日々の食事に取り入れて、無理なく食卓を充実させていきましょう。

この記事を書いた人

日本冷凍食品協会 編集チーム

冷凍食品の魅力を発信しています。

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