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サステナブル特集

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昨今、「持続可能な開発目標(SDGs)」はメディアや様々な企業の取り組みなどで目にする機会が増えてきました。
2015年9月に国連サミットで採択された国際的な目標であるSDGsを達成するには、国や企業だけではなく、個人でもSDGsを理解し、問題に取り組むことが必要とされています。
この特集では、冷凍食品を通じて個人でもできるサステナブルな取り組みをご紹介します。

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことをいうことはご存知の方も多いと思います。

日本では、年間472万トンもの食品ロスが出ていて(※1)、そのうち半分の236万トンが事業系食品ロスとなっています。

国は、食品関連の事業者が出す食品ロスを減らすための目標を掲げており、2030年度までに、2000年度に比べて食品ロスを半分にするという目標がありました。令和4年度には、これが達成され、日本の事業者が出す食品ロスは、2000年度の547万トンから236万トンに減らすことができ、大きな進歩ですが、236万トンは決して少ない数字でなく、まだまだ課題は残っています。

冷凍食品を作る工場でも、食品を無駄にしないための工夫が進んでいます。例えば、冷凍食品業界における廃棄物全体の再資源化率は、第一次計画の基準年である1997年では43.6%だったのに対し、今では90%に近い水準まで向上しました(※2)。これは、各企業が廃棄物をゴミではなく資源として位置づけて、堆肥や飼料としてリサイクルするなど様々な取り組みを行ってきたからです。

また、環境面でもパッケージや容器包装の見直しによりプラスチック削減を行うなど様々な取り組みが行われています。


例えば、冷凍食品のパッケージサイズを小さく、また軽くすることで、プラスチック原料の使用量を削減することや、輸送車両の台数や走行時間を減らすことで、CO₂排出量の削減に努めています。

他にも、プラスチックトレーを紙トレーに変更したり、トレー自体をなくして容器の廃棄量を減らす取り組み、パッケージに植物由来のインクを使ったりと、様々な工夫で、石油使用量や温室効果ガスの排出量を減らす努力が、各企業で続けられていす。

目次

おいしいだけじゃないんです!冷凍食品のパッケージが、地球に優しく進化中

各メーカーさんのSDGsへの取り組みをご紹介

サステナブルな社会の実現は、企業だけのことではなく、家庭から出る食品ロスも全体の半数の236万トンととても多いのです。
そのため、私たち一人一人が「食べ物を無駄にしない」という意識を持つことがとても大切です。

冷凍食品を使うと、生ごみの発生を抑えるだけでなく、必要な時に必要な分だけ調理できるので、家庭でも食品ロスを減らすことができます。
冷凍食品を上手に活用することが、食品ロスの削減に繋がります。

ここからは、冷凍食品を活用したサステナブルなレシピをご紹介いたします。

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