冷凍の商業化は魚から
2014.01.14
【せわやき次長の豆知識】冷凍の商業化は魚から
日本の冷凍の商業化は、1920年に北海道森町(現ニチレイフーズ森工場)で魚を凍結して東京に出荷したのが始まりと言われています。四方を海に囲まれ国内資源に乏しい日本では、早くから水産資源に目を向けていたため、冷凍の商業化は冷凍魚から広がりました。
また、関東大震災(1923年)の折には、全国数か所に貯えてあった冷凍魚を冷凍運搬船で芝浦桟橋に横付けし、被災者に提供しました。非常時において、冷凍保存技術が多くの人に役立ち、冷凍事業が広く認識されたといわれています。
今では「卸売市場といえば、この風景」と多くの日本人が思いつかれるであろう、市場に並ぶたくさんの冷凍マグロ(写真)も当時の出発点があったからこそのものではないでしょうか。
画像提供:日本水産株式会社
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(一社)日本冷凍食品協会による、冷凍食品情報サイト。アレンジや保存方法など、知っているとちょっと差がつくコツをプロが教えます。
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