•  >
  •  >
  • ニチレイさんに聞いてみた! | SDGs特集

ニチレイさんに聞いてみた! | SDGs特集

  • LINEで送る
SDGs特集

ニチレイさんではSDGsへの取り組みってどんなことをしているんですか?

ニチレイグループでは、食と健康を支える広い領域で事業を展開するニチレイグループの強みを活かし、以下の5つの重要事項(マテリアリティ)に取り組んでいるんです。
この5つの重要事項で貢献するSDGsのゴールは下記を想定しています。

1 食と健康における新たな価値の創造

2 食品加工・生産技術力の強化と低温物流サービスの高度化

3 持続可能な食の調達と循環型社会の実現

4 気候変動への取り組み

5 多様な人財の確保と育成

SDGs

グループ全体の取り組みを一つ一つご紹介すると多岐にわたるため、ニチレイフーズの中から抜粋してご紹介いたします。

ニチレイグループは創業以来、”冷力”をコアにした事業を展開してきました。食品の「長期保存」や「品質保持」、「食材の再現性」といった冷力の特性を活かした各事業は、食品ロス削減にも貢献しています。 さらに、サプライチェーン全体にわたって、食品ロス削減に取り組んでいます。

例えば、タイにあるチキン工場では鶏一羽を計画的にすべて有効活用し使い尽くすことで食品ロスを出さず、原材料について『ゴミ』という概念はありません。

また、生産段階で規格外商品かどうか判断が難しい商品を「念のため」に除かれてきましたが、こうした「念のため廃棄」を減らすため、ニチレイフーズは長年、検査装置の開発に取り組んできました。
えびの選別検査装置で特許を取得したり、AI(人工知能)による選別検査装置でチキン原料を特殊なカメラで撮影し、画像の血合いや羽の部分を独自のアルゴリズム※で数値情報化してAIで自動で瞬時に判断、選別し、見つかった血合いや羽は作業者がピンポイントで除去して材料として利用するなど食品ロス削減に貢献しています。

また、再生可能エネルギーの利用促進も積極的に行なっています。
再生エネルギーの利用促進目的で2007年よりバイオマス・太陽光・風力など再生可能エネルギー発電でのCO₂排出量削減分を、電力証書という形で取引する「グリーン電力証書」を毎年購入し、貯蓄しています。
その中から、2020年度においてニチレイグループ本社ビル(ニチレイ東銀座ビル:ニチレイグループテナント)で使用する全電力量をグリーン電力証書を活用した再生エネルギーに転換しました。
また、ニチレイフーズでは、2020年3月より年間約1,000万kWhのグリーン電力証書を購入し、「本格炒め炒飯」の製造ラインで使用する電力相当分に活用して、再生エネルギーに転換しています。

また、各事業会社で太陽光発電設備を設置しています。
食品工場の敷地内・低温物流倉庫の屋上などに太陽光発電を設置し、CO₂排出量削減に取り組んでいます。 2020年度の発電量は214万9千kWhとなり、CO₂排出量を986トン削減しました。

環境面でも様々な取り組みをおこなっておりますが、中でも2006年より市販用冷凍食品の容器包装におけるプラスチック削減に取り組んでいます。
施策実施前と比べ、直近では対象7アイテムで約200トン強の削減になっています。今後も、パッケージや容器包装の見直しによりプラスチック削減を進めるとともに、CO₂排出量削減に努めていきます。

パッケージ小型化

パッケージ小型化

トレイの小型化と薄肉化

トレイの小型化と薄肉化

2019年度よりバイオマス(生物由来の有機資源)を用いたインキとトレイの活用を進めています。
再生可能な生物由来の有機資源を使用することで、環境負荷の低減に取り組んでいます。
下記のマークが商品パッケージに印刷されていますので商品を見かけたら是非チェックしてみてください。

ニチレイフーズでは、冷凍食品の新たな挑戦として、サステナブルな社会実現へ向けた代替肉の商品開発を進めています。
肉を使わずにおいしさ、肉らしさを再現するため、大豆の先進的な研究をしているDAIZ社の独自技術から作られる発芽大豆を原料とした大豆ミートに、さまざまな種類の大豆ミートを独自に組み合わせ、さらに当社が培ってきたおいしさの再現ノウハウ、技術を融合させることで健康感とおいしさを両立した商品を販売しております。

また、2006年から商品化した後、物流上発生した「外箱の破損」などにより、商品として扱えないものの中で、中袋の破損がない(=品質として問題がない)ものについては、廃棄せずに、改装して商品化したり、フードバンク(NPO団体「セカンドハーベスト・ジャパン」)に提供し支援をしています。これまで2万ケース以上の冷凍食品を、児童養護・母子支援・障がい支援などの福祉施設に提供しています。

SDGs

はい。本当に様々取り組んでおります。詳しくは下記のページからご覧いただけますので、是非ごらんください。また、ご家庭の中でできる「冷凍」テクニックなどを掲載した「ほほえみごはん」もご覧ください。

SDGs特集 ページ一覧

  • この記事をシェアする
  • LINEで送る
トップへ戻る