知ってる? 冷凍の肉や魚を解凍すると出てくる赤い液体の正体
2015.09.11
この液体とともにうまみ成分が逃げていく!
スーパーで白いトレイに乗ったお刺身のサクや、冷凍した肉や魚を自宅で解凍した時に、写真のような赤くて透明な液体がしみ出ているのを見たことはありませんか? これは「ドリップ」と呼ばれるもの。冷凍した食材の細胞内にある氷が溶けて出てくる水で、これと共に肉や魚のうまみ成分も流出してしまうのです。そのため、おいしく食べるには、ドリップをできるだけ出さない方法で解凍することがたいせつ。では、どうすればドリップが出にくくなるのでしょうか?
一番のポイントは、食品全体を低い温度を保ちつつ解凍すること。時間はかかりますが、冷蔵庫に入れてゆっくり解凍すると、ドリップをあまり出さずにきれいに解凍することができます。同様に、氷水の中で溶かすのも一つの方法。
反対に、常温解凍は食材の内部と表面の温度差が大きくなり、ドリップが出やすくなるので、なるべく避けるようにしましょう。
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(一社)日本冷凍食品協会による、冷凍食品情報サイト。アレンジや保存方法など、知っているとちょっと差がつくコツをプロが教えます。
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