意外と知らない?基準がある「冷凍食品」のパッケージ表示
2016.11.11
実は、「冷凍食品」には「冷凍食品」と書いてあるんです!
10月31日に、メンチカツからO-157が検出され回収、そして11月7日にも同じ理由でメンチカツとコロッケの自主回収する報道がありました。パッケージにはそれぞれ「-5℃以下で保存」、「-18℃以下で保存」と書いてあったこともあり、テレビや新聞の一部で「冷凍食品」として報道された情報を目にした方は多いのではないでしょうか。
ところが、実は今回回収対象となったいずれの商品も「冷凍食品」ではないんです!見分けるポイントはパッケージの表示で、「チャーハン」「コロッケ」といった具体的な名称のそばに必ず「冷凍食品」と記載しています。今回の商品の名称は、いずれも「そうざい半製品」となっています。
間違いやすいところですが、冷凍されていれば何でも「冷凍食品」ではありません。冷凍食品には厚生労働省の「食品、添加物等の規格基準」があり、例えば細菌数など、製品の規格基準が厳しく定められています。そして必ず「冷凍食品」と表示され、調理方法も記載するルールとなっています。なお、「そうざい半製品」には冷凍食品のような規格基準はありません。
このように厳しい基準を守っている「冷凍食品」。ご購入の際は、パッケージの表示をしっかり確認してくださいね。
もっと詳しく知りたい方はこちらもおススメ!
●パッケージ表示以外にもある、購入時のチェックポイントを紹介
●食品の規格基準(一部)の参考資料と一緒に詳しく掲載
今回、回収対象となったメンチカツ及びコロッケの報道について
※日本冷凍食品協会公式HPへリンクします
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(一社)日本冷凍食品協会による、冷凍食品情報サイト。アレンジや保存方法など、知っているとちょっと差がつくコツをプロが教えます。
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