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ニッスイさんに聞いてみた! | SDGs特集

SDGs特集

ニッスイさんではSDGsへの取り組みってどんなことをしているんですか?

ニッスイは2030年長期ビジョンとして、人にも地球にもやさしい食を世界にお届けするリーディングカンパニーを掲げ、海で培ったモノづくりの心と未知を切り拓く力で、健やかな生活とサステナブルな未来を実現する新しい“食”を創造していきます。様々な社会課題の重要度を、ニッスイグループの事業および、ステークホルダーの観点から分析し、3つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。この3つのマテリアリティで貢献するSDGsのゴールは下記を想定しています。

①豊かな海を守り、持続可能な水産資源の利用と調達を推進する

②安全・安心で健康的な生活に貢献する

③社会課題に取り組む多様な人材が活躍できる企業を目指す

上記の中からいつくか取り組み事例をご紹介いたします。

例えば、①についての取り組みでは、容器包装における、ニッスイの環境配慮に対する取り組みを広く理解していただくとともに、お客様が環境に配慮した商品を選択いただける様に、環境に配慮した商品には「みらいの海へ」というマークをつけています。このマークはニッスイブランドの全商品を対象にした、独自のエコマークなんですよ。

「トレーのプラスチック使用量を減らしました」など具体的な環境配慮の内容とマークを表示しています。ニッスイの商品を手にとっていただいた時にぜひご覧ください。

また、海洋プラスチック問題や温暖化など、プラスチックが与える地球環境への影響を踏まえ、下記のような容器包装選定ガイドラインを策定しました。商品保護や品質保持といった役割・機能は生かしつつ、可能な限り化石燃料由来の容器包装のプラスチック使用量削減を図ることを目的のひとつとしています。

容器包装ガイドライン

  取り組みの具体例
Reduce
(減らす)
・中身のサイズに合った包装サイズ
・厚みを抑えたフィルム、トレー
・パーツ数の抑制
Replace
(置き換え)
・バイオマス配合素材
(バイオマス由来の生分解性プラを含む)
・再生素材(再生PETなど)
・紙素材
Recycle
(リサイクル)
・アルミレス
・単一素材化(モノマテリアル)
・分別しやすいデザイン、設計
その他環境配慮
(プラスチック以外)
・植物由来インキ
・森林認証紙

このガイドラインに沿って、容器包装の削減を進め、2021年度ではニッスイが販売する製品のプラスチック製容器包装の削減重量は約33,814kgに達しました。

また、②については、サプライチェーン全体を通したフードロスの削減のために様々な取り組みを行っています。

例えば、賞味期限の延長です。賞味期限の延長により、流通段階や、家庭内での賞味期限切れによる廃棄ロスを抑えることが期待されます。
2021年2月製造分より、おさかなのソーセージの賞味期限を120日から150日に30日延長しました。冷凍食品などその他の商品カテゴリーにおいても賞味期限の大幅延長に取り組んでいます。

賞味期限を延長した商品

商品 賞味期限 延長日数
延長前 延長後
おさかなのソーセージ 120日 150日 30日
香味焼 焼がに風味、焼ホタテ風味 45日 60日 15日

また、食品の寄贈も積極的に行っています。

2008年度より、支援の必要な人々に食料を提供するNPO法人のセカンドハーベスト・ジャパンさんへ冷凍食品を寄贈しています。セカンドハーベスト・ジャパンさんは、品質に問題はないものの販売に適さなくなった食品と、食べ物を十分に手に入れることのできない人々を結ぶフードバンクです。

児童養護施設や母子支援施設など福祉施設への支援とともに、本来なら食べられる食品の廃棄削減につながるこの活動を、今後も継続的に行っていきます。

  2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
寄贈実績(t) 12.6 9.4 7.9 9.0 7.7
SDGs

詳しくは下記のページからご覧いただけますので、是非ご覧ください。

SDGs特集 ページ一覧

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