在宅介護のプロ中村育子氏による、冷凍食品を使ったレシピの紹介
2022.03.15
(一社)日本冷凍食品協会では、女子栄養大学出版部との共催で、2022年2月4日(金)オンラインセミナーで中村育子先生の講演「時間栄養学に沿って冷凍食品を用いた朝食提案」とレシピ紹介を行いました。
北海道名寄市立大学・健康福祉学部・栄養学科准教授である中村先生は、大学で教鞭をとる傍ら、訪問栄養指導のエキスパートとして地元の社会福祉協議会との連携も図っておられます。
今回は、欠食しがちな朝食時に、冷凍食品を活用した簡単なアレンジ方法を中村先生から伝授頂きました。シニアのお助け朝ごはんとして是非お試しください。
牛乳とチーズを組み合わせてカルシウムも補給できます。コーンを加えてもおいしいです。
ブロッコリーとチーズのパングラタン
材料(1人分)
- 冷凍グラタン
- 小1個(30g)
- 冷凍ブロッコリー
- 15g(1房)
- 食パン(6枚切り)
- 1/2枚
- 牛乳
- 30mL
- スライスチーズ(溶けるタイプ)
- 1枚
作り方
- 冷凍グラタン、冷凍ブロッコリーは、袋の表示どおりに電子レンジで解凍する。ブロッコリーは食べやすく切る。
- 食パンは耳を切り落として1.5cm角に切り、牛乳に浸して混ぜる。
- 耐熱性の器に2を敷き、グラタン(カップは除く)を入れ、ブロッコリーを並べ、チーズをちぎってのせる。オーブントースターで焦げ目がつくまで焼く。
ごはんに漬け物だけになりがちな朝食に冷凍食品をプラスして栄養アップ。
から揚げ入りおじや
材料(1人分)
- ごはん
- 120g
- 冷凍鶏のから揚げ
- 2個
- 卵
- 1個
- 冷凍いんげん
- 10g
- にんじん
- 15g
- 生しいたけ
- 1個
- 高菜の漬け物
- 5g
- a
-
- 和風顆粒だし
- 少量
- めんつゆ(3倍希釈タイプ)
- 5g
- 水
- 300mL
作り方
- 冷凍から揚げ、冷凍いんげんは、それぞれ袋の表示どおりに電子レンジで解凍する。から揚げは食べやすく切り、いんげんは1.5cm長さの斜め切りにする。
- にんじんはせん切り、しいたけは薄切り、高菜漬けはみじん切りにする。
- なべにごはん、a、1、2を入れて、中火~弱火で煮る。野菜がやわらかく煮えたら溶きほぐした卵を入れて混ぜ、火を止める。
食欲がないときの栄養補給に。
ほうれん草豆腐バナナスムージー
材料(1人分)
- バナナ
- 1本
- 冷凍ほうれん草
- 30g
- 水
- 100mL
- 絹ごし豆腐
- 50g
作り方
- 冷凍ほうれん草は、袋の表示どおりに電子レンジで解凍し、軽く水けを搾り小さく切る。
- バナナは皮をむいて厚さ1cmの輪切りにする。
- ミキサーに①、②、豆腐、水を入れてなめらかになるまで撹拌する。
パンとトマトを組み合わせれば立派な献立にも。疲れていてあまり食欲がない、食事の支度がおっくうというときのお助けレシピです。
このセミナーの概要は、「栄養と料理」4月号に掲載していますので、是非ご覧ください。
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(一社)日本冷凍食品協会による、冷凍食品情報サイト。アレンジや保存方法など、知っているとちょっと差がつくコツをプロが教えます。
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