知ってる? 食材によって変わる正しいホームフリージングのやり方

2016.02.03

知ってる?食材によって変わる正しいホームフリージングのやり方

家での冷凍に適した食品を見極めて、賢く活用!

食品をムダなくおいしく使い切るために、食品を家の冷凍庫で凍らせ、保存する「ホームフリージング」は便利ですよね。炊いた白米などを小分けにしてストックし、いざというときのために冷凍している家庭も多いはず。でも、家庭用の冷凍庫は、購入した冷凍食品を保存するには適していますが、凍らせるスピードが遅いので、食品の品質が変わってしまうことがあります。

また、ホームフリージングには、向く食品、向かない食品があり、その正しい方法も様々。例えば、特に野菜は冷凍に向かないものが多く、大根などの根菜は一般的には冷凍しませんが、今回ご紹介するように大根おろしの状態なら冷凍してもOKなものも。

そこで今回は、ホームフリージングに適した食品を冷凍する際のひと手間や、知っているとトクをするコツについてご紹介します。

※ホームフリージングした食品は、2~3週間以内を目安に早めに使い切りましょう。

トマトは“丸ごと冷凍”が便利

凍した状態だと皮がするりとむけるので、湯むきが必要な料理などに使うときはとても便利!

トマトは洗ってキッチンペーパーなどで水分をさっとふき取ったら、丸のままジップ付きの袋に入れて冷凍庫へ。冷凍した状態だと皮がするりとむけるので、湯むきが必要な料理などに使うときはとても便利! 生食には適さないのでご注意を。

大根おろしはすりおろして一回分ずつ

ラップに一回分ずつきんちゃく状に包んでもOK

大根はおろし金でおろしたら、水分は絞り切らず、ある程度残した状態で冷凍します。(解凍したときにパサパサになるのを防ぐため)一回分ずつを小分けするには、写真のように冷凍食品のトレイを洗って活用するのがおすすめ。ないときは、ラップに一回分ずつきんちゃく状に包んでもOK。どちらの場合も最後にジップ付きの袋に入れて冷凍庫で凍らせます。

ひき肉も少しずつ使えるようひと工夫

箸を使ってグッと押しつけ、溝を作る

ひき肉は多量をひとかたまりにして冷凍してしまうと、使うときに一気に解凍しなければならないため、少しずつ分けられるようにしておきます。まずジップ付きの袋に入れて平らにならし空気を抜いたら、箸を使ってグッと押しつけ、溝を作ります。こうしておけば、カチコチに冷凍してもポキッと簡単に1回分ずつ折って取り出すことが可能に。

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