冷凍野菜はどこから来るの?日本の食生活で存在感を増す輸入冷凍野菜

2023.09.27

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冷凍野菜の輸入量・輸入金額は年々大きく増加中

日本の食卓に欠かせないものになっている冷凍食品。中でも冷凍野菜は、家庭用から外食産業まで、幅広く利用されています。

令和4年の冷凍野菜輸入量は約115万トン(前年比107.2%)、輸入金額は約2,822億円(前年比138.7%)となり、大きく増加していることがわかります。

ちなみに、輸入量の1位は中国、2位はアメリカ、3位はベルギー。品目別で見ると、ポテトは1位がアメリカ、2位がベルギー、ブロッコリーは1位がエクアドル、2位が中国、枝豆は1位が台湾、コーンやいんげん豆は2位がタイ(コーンの1位は米国、いんげん豆の1位は中国)など、世界中の様々な国から冷凍野菜が集まってきていることが分かります。

普段、店で産地を見て野菜を手に取るのと同じように、冷凍食品コーナーで冷凍野菜を買うときは、パッケージ裏の生産地をチェックしてみて。日本人の食生活は、世界各国で生産される食品によって支えられていることが実感できそうです。

こちらの冷凍アボカドはペルー産の野菜を使用。

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