電子レンジも劣化する!?袋の表示通りにチンしても、温まらないときの対処法
2019.02.20
古くなるほど電子レンジは加熱するパワーが落ちるんです
よく「冷凍食品を袋に書いてある表示時間通りに温めたのに、中がまだ冷たかった」という声を耳にします。表示時間は、何度もメーカーが実験を繰り返し、その食品が最もおいしい状態になるよう導き出した正確なもの。それなら、なぜ上記のようなことが起こるのでしょうか?その理由の一つは、電子レンジの劣化のせいなのです。電化製品はどれも、購入して3,4年後から劣化が始まるものが多いと言われています。その速度は個々の製品の性能や使用の頻度など、置かれている環境によって異なりますが、電子レンジも長く使うと、購入時より食品を解凍したり温めたりするパワーが弱まっていくのだそう。そのため、袋の表示時間通りに加熱しても、理想の状態まで温められていないということが起こり得るのです。
そんなときは、「10秒ずつ再加熱」して、ベストな状態まで温めて。面倒くさいからと、一気に加熱時間を延長してしまうと、今度は過加熱になり、焦げたり、味を損なってしまうことがあります。慌てず、10秒ずつゆっくりと加熱していくことが大切です。また、あまりにも加熱の状態が悪い場合は、電子レンジの買い替えを検討する必要があるかもしれません。これを機会に、自宅の電子レンジの性能を今一度確認してみてはいかがでしょうか?
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(一社)日本冷凍食品協会による、冷凍食品情報サイト。アレンジや保存方法など、知っているとちょっと差がつくコツをプロが教えます。
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