魚売り場の冷凍むきエビは、冷凍食品じゃないってホント?
2019.09.25
保存温度を見れば、冷凍食品か否かがわかります
上の写真を見てください。左のシーフードミックスも右のむきエビも、どちらも冷凍状態で袋に入れて売られている商品。でも、左は冷凍食品で、右は冷凍食品ではありません。
実は、右の商品は魚売り場の「-10℃」程度の保冷ケースで売られていたもの。冷凍食品は「-18℃以下」で保存しなければならないという決まりがあり、売り場でもその条件を守って冷凍保存され、販売される必要があります。したがって、このむきエビは冷凍食品ではないのです。
ちなみに左のシーフードミックスは、-18℃以下の冷凍食品専用ケースで販売されていたもの。こちらは、パッケージを裏返すと、商品表示のところにしっかりと「冷凍食品」の文字が。
グリーンピースで調べたところ、-18℃で保存した場合、ビタミンCの消失は1年経ってもごくわずかです。しかし-12℃で保存した場合、同じ期間では1/4以下に減ってしまいます。保存温度の違いで、1年後には栄養の残り方にこれだけ差がでるのです。 同じように見える冷凍状態の食材も、実は冷凍食品と非冷凍食品があるのは興味深いところ。皆さんもぜひ売り場でチェックしてみてはいかがでしょうか?
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(一社)日本冷凍食品協会による、冷凍食品情報サイト。アレンジや保存方法など、知っているとちょっと差がつくコツをプロが教えます。
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