紙芝居で小さい子どもにもわかりやすく。冷凍食品の生みの親「葛原猪平のおはなし」

子ども向けイベントへの無料貸し出しが大好評！

葛原猪平は、山口県出身の実業家で、日本の冷凍食品生みの親といわれる人物。渡米した際に食糧難を目の当たりにし、日本でも将来的に同じようなことが発生することを想定、海産物の冷凍保存がその解決策になると考え、日本各地に大型の冷凍施設を整え、鮮魚を貯蔵できるようにしたと言われています。また、大型の船を冷蔵運搬船へと改造することにも着手。のちの水産物流通に大きな影響を与えたとされます。

そんな葛原猪平の功績を紙芝居にまとめたものを、一般社団法人日本冷凍食品協会がイベントや読み聞かせ会に往復送料無料で貸し出す活動を行っています。大人も子どもも、なかなか食品や流通に関する歴史を知る機会はありませんが、紙芝居を通せば、楽しく、そして分かりやすく学べるのがいいところ。冷凍食品に関する講習会とセットでの読み聞かせなども行っているため、地域の催しなどで取り上げたいという方は、ぜひ協会までご連絡を！