買い替えを考えている人必読。今どき冷蔵庫・冷凍庫はここまで進化した!
2020.12.02
庫内はより広く、消費電力はより少なく!
昭和30年代に普及し始め、あらゆる面で日進月歩の進化を続ける電気冷蔵庫。今年は家で過ごす時間の増加とともに、家庭での食品消費量が増え、ますますその存在感や重要性が大きくなりつつあります。そこで、昔と比べて最新の冷蔵庫はどんな点が優れているのかを、(一社)日本電機工業会にうかがってみました。
買い替えを検討している方は、ぜひご参考に!
進化ポイント1 庫内が広くなった!
見た目の大きさは同じでも、容量は昔に比べて格段に増えています。(※1)具体的には、10年前と比べると、20~50%も収納力が大きくなっているものも。これを可能にしているのは、壁のスリム化。各社とも、冷蔵庫の外側の壁部分を薄くすることで、内側のスペースを広げ、収納力UPを図っています。
また、引き出し部分のデッドスペースを無くすため100%手前まで引き出せる仕様にしたものや、引き出しレールを下に配することによって底面をできる限り広くしたものも登場しています。
- ※1:実際の収納量は、パンフレットなどに記載されている「食品収納スペース」の数値を参考に。比較してみると容量の違いがわかります。
進化ポイント2 用途に合わせて使える+αスペースが充実
一昔前までは冷蔵室(約3℃)、野菜室(約6℃)、冷凍室(約-18℃)の3層に分かれているのがスタンダードだった冷蔵庫の構造が、より細分化された冷蔵・冷凍が可能に。
例えば冷蔵の食品をより低温で保管することができる0℃のチルド室や、マイナスの温度帯で生鮮食品をより長持ちさせることができるパーシャル室や切替室などなど、機能スペースがついているものが多いのも、新しい冷蔵庫の特長です。(※2)
- ※2:チルド、パーシャル、氷温などの特定低温室は、-18℃の冷凍室より大幅に室温が高いため、冷凍食品は保管しないで下さい。各部屋の違いについて、詳しくはこちらのページへ!
進化ポイント3 消費電力が減りエコになった
24時間、365日電源を入れっぱなしの冷蔵庫は、電力をどれくらい消費するのかが最も気になることのひとつ。単純に比べることができませんが、メーカーによっては10年前と比べて、消費電力を半分ほどに削減することに成功している機種もあるとか。(※3)
- ※3:具体的な数値は、環境省の下記サイトに数値を入れると、調べることができます。
環境省:省エネ製品買換ナビゲーション
「しんきゅうさん」サイトを見る
※別ウィンドウで開きます。
各社冷蔵庫の冷凍の特長はこちらをCheck!
アクア
- 大容量
- 霜取り運転時の冷凍室の温度上昇を抑える独自技術を搭載
- 全室フォースター(4つ星)保存
シャープ
- 大容量メガフリーザー
- タイプの違う3段ケースで収納しやすく
- おいしさを閉じ込める「おいそぎ冷凍」、アツアツごはんも冷凍できる「熱いもの冷凍」で新鮮冷凍
東芝
- 食品を熱いまま冷凍できる「一気冷凍」、霜を抑える「プレクール運転」、生野菜をそのまま冷凍できて、そのまま調理に使える「時短機能」など多機能
パナソニック
- 奥まで広く見渡せ、整理しやすい「ワンダフルオープン」
- 業務用レベルの急速冷凍「はやうま冷凍」でおいしさキープ
日立
- アルミトレイに置くだけで素早く冷凍する「デリシャス冷凍」が可能
- 「ぴったりセレクト」で2つの引き出しを野菜、冷凍、冷蔵に切り替えられる
三菱電機
- 大容量
- 「スルスルローラー」で開け閉めラクラク
- 「切れちゃう瞬冷凍A.I.」で必要な分だけすぐ使える
各社特色豊かに進化を遂げた冷蔵庫。今お使いのものが自分の生活スタイルに合っているか今一度見直し、本当に必要な機種を選びましょう!
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(一社)日本冷凍食品協会による、冷凍食品情報サイト。アレンジや保存方法など、知っているとちょっと差がつくコツをプロが教えます。
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