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過半数が「食品ロスがある」と回答。冷凍食品を賢く活用して食べ物のムダを減らそう

2019.05.15

過半数が「食品ロスがある」と回答。冷凍食品を賢く活用して食べ物のムダを減らそう

冷凍食品を暮らしに取り入れている人が増えています

今年も冷凍食品を月1回以上利用している全国の25歳以上の男女1250人を対象に『“冷凍食品の利用状況”実態調査』を実施し、その結果を発表しました。

それによると、冷凍食品を「ほとんど又はまったく使わない」人は年々1~2%ペースで減少しており、今年は女性17.3%、男性は20.2%に。また、「1年前より冷凍食品を利用する頻度が増えた」と答えた人が前年度に続き増加し、女性は27.5%、男性は23.0%と高ポイントに。冷凍食品が以前より一層暮らしに浸透していることが、この結果から分かります。

また、今年は食生活の実態を調べる意味で、“食品ロス”があるかどうかも同時に調査。すると、「ある」と答えた人はなんと53.6%と半数を超え、若い人ほど高い傾向に。全世界的に問題となっている食品のムダを、個人が実感していることが分かりました。環境省が発表した平成28年度の推計では、日本では実に643万トンの食品ロスが発生しており、その45%に当たる291万トンが家庭で生じているとのこと。

食品ロスは、ひとりひとりが生活の中でできる小さなことから始めなければ、解決できない問題です。必要以上の食材を購入しない、食べものを残さないことなどは大前提ですが、例えば、冷凍食品は生鮮食品より長持ちする上、食べたい時に必要な分だけ解凍して食べることができるため、食品のムダを減らすことに役立ちます。また、消費者庁によると、家庭における食品ロスの内訳は、「過剰除去」が55%(その他は、直接廃棄18%、食べ残し27%)。実は、既に前処理されている冷凍食品は、そうした無駄が出ないんです。まずはそんな冷凍食品を上手に活用することが、食品ロス解決への第一歩。地球や人類の未来のために、気軽に毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

なお、調査結果は下記でも詳しく掲載しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください!

平成31年“冷凍食品の利用状況”実態調査について外部リンク

※日本冷凍食品協会 公式ホームページにリンクします。

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